2015年4月8日05時12分
■春の新聞週間特集
お行儀が悪いのだが、朝ご飯を食べながら新聞を読んでいる。一面をさっと確認し、後ろの社会面などから一面に近づいていく。柔らかい記事から堅い記事に、頭を慣らしていく感じかな。毎朝全国紙3~4紙と英字紙、地方に行ったときは地方紙も読む。まんべんなく読むと、1日かかっても読み切れない。でも、読み方が分かると、パッと見て、興味のある記事を見つけられるようになる。
新聞が発信する一番大きな情報は、実は見出しとレイアウトにあると思う。新聞は見出しの大きさで、ニュースの社会的な価値を視覚ではっきりと脳に伝えている。小学2年生の時、三島由紀夫が自決した。社会的な意味など全く分からなかった。しかし、一面の見出しの大きさで、ものすごい事件が起きたことは分かった。「浅間山荘事件」「ロッキード事件」なども当時の新聞紙面が頭に浮かぶ。ニュースの重みが、視覚的に頭の中にファイルされている。時代の記録において新聞紙面に勝る物はない。
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