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メキシコで警察官15人殺害 麻薬組織の犯行か4月8日 8時53分
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メキシコで警察の車列が襲撃を受けて15人が殺害されるなど、治安当局を狙った襲撃事件が相次ぎ、治安当局は取締まりの強化の対象となっている麻薬組織の犯行とみて調べています。
メキシコ南西部のハリスコ州で6日午後、高速道路を走っていた警察の車列が襲撃を受け、警察官15人が殺害され、5人がけがをしました。AFP通信は治安当局の話として、この地域を拠点にしている麻薬組織による犯行の疑いがあると伝えています。
ハリスコ州では先月19日も警察の車列が襲撃されて銃撃戦となり、11人が死亡したほか、30日も州の治安当局のトップを殺害しようとした襲撃事件が起きています。
治安当局のトップを狙った襲撃事件では、これまでに容疑者4人が逮捕されていて、治安当局は今回の事件が仲間の逮捕に対する麻薬組織の報復とみて調べています。
メキシコでは2006年以降、政府が麻薬組織の取締まりの強化を方針として打ち出していて、これに対して麻薬組織が警察などへの襲撃事件を繰り返しています。
また、麻薬組織どうしの抗争も起きるなど、これまでに10万人以上が死亡、または行方不明になっていて、治安対策が最重要課題となっています。
ハリスコ州では先月19日も警察の車列が襲撃されて銃撃戦となり、11人が死亡したほか、30日も州の治安当局のトップを殺害しようとした襲撃事件が起きています。
治安当局のトップを狙った襲撃事件では、これまでに容疑者4人が逮捕されていて、治安当局は今回の事件が仲間の逮捕に対する麻薬組織の報復とみて調べています。
メキシコでは2006年以降、政府が麻薬組織の取締まりの強化を方針として打ち出していて、これに対して麻薬組織が警察などへの襲撃事件を繰り返しています。
また、麻薬組織どうしの抗争も起きるなど、これまでに10万人以上が死亡、または行方不明になっていて、治安対策が最重要課題となっています。