米軍、初の核実験場を一般公開 戦後70年、最多5千人超が訪問4日、世界初の核実験が行われた「トリニティ・サイト」を囲むフェンスで記念撮影する来場者=米ニューメキシコ州(共同) 米軍は4日、1945年に人類史上初の核実験が行われた西部ニューメキシコ州アラモゴード近郊の「トリニティ・サイト」を一般公開した。戦後70年と重なった今年は、例年の公開時より関心が高く、過去最多の5534人が訪れた。 広島、長崎への原爆投下の是非を訪問者に尋ねると、終戦を早め日米両国の犠牲者を減らしたとの認識が共通し、正当化論は根強い。一方で、核実験で健康被害を受けたと主張する近隣住民の抗議行動もあった。 カリフォルニア州に住む55歳男性は「歴史的な場所。(日本)本土決戦があったら米兵の死者数は想像もつかない。投下は正しい決断だ」と話した。 【共同通信】
|