両陛下、8日にパラオ入り 激戦の島で平和の思いパラオ・ペリリュー島で天皇、皇后両陛下が供花、拝礼される「西太平洋戦没者の碑」(中央)=3月24日(チャーターヘリから・共同) 戦後70年の節目に戦没者を慰霊するため、天皇、皇后両陛下は8日に日本をたち、太平洋戦争で日米が激戦を交わしたパラオを初めて訪問される。1泊2日の日程で、ペリリュー島にある日米双方の慰霊碑で花をささげ、平和への思いを示す。 1944年のペリリュー島の戦いでは、日本軍の守備隊約1万人がほぼ全滅し、米軍の死者も約1600人に上った。同様に激しい戦闘が繰り広げられたアンガウル島も海を隔てて望む地を訪れ、犠牲者をしのぶ。 両陛下は8日午前、羽田空港を民間チャーター機で出発。夜には中心地コロールでパラオ政府が主催する晩さん会に出席し、あいさつをする。 【共同通信】
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