今日は、市役所の新人職員に講話。武雄市役所の考え方を知ってもらおうと、何冊か本(というか課題図書)を紹介しながら話をしました。
今回は、挫折しないようにということで、文章が読みやすい、ページ数が多くない、値段が手頃、を基準にセレクト。
もちろん「首長パンチ」「沸騰図書館」「メシが食える教育」などは、すでに読んでいることが前提ですが、
(1)市長の考え方を知るための本
「私がくまモンの上司です」(蒲島郁夫著)
→失敗を恐れずチャレンジする「皿を割れ」精神を持とう。
(2)行政マンとしての視点を知るための本
→供給者目線ではなく利用者目線(市民目線)。突き詰めれば自分目線を持ち続けよう。
「センスは知識からはじまる」(水野学著)
→自分目線で判断するには普通の感覚を知ることが大事。一流のものとそうでないものを知ることで、普通がわかる。いろんなものを貪欲に知ろう。
(3)市役所の組織を知るための本
「テレ東的、一点突破の発想術」(濱谷晃一著)
→カネがないからこそ企画勝負のテレ東みたいな組織にしよう。
(4)町の将来を知るための本
「里山資本主義」(藻谷浩介著)
→武雄にすでにあるものに目を向けよう。
他にもオススメはたくさんあるのですが、今年も市長随行研修を実施する予定なので、そこでさらに突っ込んだ話ができればと思っています。
新人職員の皆さん、さらにこんな本を読みたいとかあれば、遠慮なく市長室まで来てくださいね。お待ちしています。