東京都美術館(台東区上野公園)で、4月18日から6月28日にかけて「大英博物館展」が開催されます。
世界中のあらゆる地域と時代を網羅したコレクションを誇り、「人類の文化遺産の殿堂」と呼ばれるロンドンの大英博物館の作品を紹介する特別展。今回の展示は「大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史」と題し、先史・ヨーロッパ、古代エジプト・スーダン、中東、ギリシャ・ローマ、アジア、アフリカ・オセアニア・アメリカ、コイン・メダル、版画・素描の8つの所蔵部門約700万点の中から厳選された、合計100作品が並べられることになっています。土器や石器から始まり、工芸品や美術品といった、さまざまな「モノ」を通じて200万年前から現代に至る人類の歴史を学べそうですね。
注目なのは、イギリスを代表する文学作品「ハリー・ポッターと賢者の石」の劇場版の中でも、小道具として出演している「ルイス島のチェス駒」です。1831年にスコットランドで発掘された物で、12世紀頃に作られたと推測されています。セイウチの牙やハクジラの歯を用いて制作されたこの巨大なチェス駒は、見た目のインパクトから大変な人気を誇っています。今回はなんとルイス島のチェス駒と写真撮影することも可能です! チェックメーイト!!
観覧料は、当日一般は1600円、前売一般は1300円。また、展覧会オリジナルフィギュア(1点)が付いた特別前売券も販売中。こちらは1500円で、4月17日までの販売となっています。開室時間は午前9時30分から午後5時30分、毎週金曜日は夜間開室として午後8時30分まで (入室は閉室の30分前まで)。休室日は毎週月曜日と5月7日(※5月4日は開室)です。
(珠里 友)
Copyright© 2015 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
通常の将棋では滅多に登場しない「飛車・角・歩不成」を認識するプログラムを搭載していなかったとのこと。
Facebookコメント