186.2メートル足りず、横浜マラソン“非公認”
JNN/TBS
4月7日(火)20時49分
42.195キロを走り切ったゴールシーンというのは、記録に関係なく感動します。距離が距離ですから、走り切った後の達成感というのは、何ものにも代えがたいのではないでしょうか。その達成感を台無しにする事実が明らかになりました。痛恨の計測ミス、何と距離が足りませんでした。
笑顔で走るランナーたち。東京マラソン、大阪マラソンに次ぐ2万3000人を超える市民ランナーが参加した横浜マラソンで、信じられないミスがありました。
「コースの距離が不足していたということで、日本陸連の公認コースとはなりませんでした。ランナーの皆様方に大変なご迷惑をおかけして申し訳ございません」(横浜市民局スポーツ振興部長・金澤貞幸さん)
距離が足りず、公認コースと認められない前代未聞の大失態。一体、なぜ起きたのでしょうか。
42.195キロのフルマラソンや10キロなどのレースが行われた今年の横浜マラソン。日本陸連の公認コースとなるためには、自転車、あるいはワイヤを使ってコースの最短距離を測るように決められています。ミスのきっかけは、今年からフルマラソンの4分の1にあたる、およそ10キロが高速道路などに変更されたことでした。
「コースの計測にあたりましては、高速道路については図面からの距離を計測しておりまして」(横浜市民局スポーツ振興部長・金澤貞幸さん)
事前に高速道路部分の計測ができなかったため、主催者側は大会当日に自転車で実測。その結果、フルマラソンのコースで186メートル、10キロのコースで94メートル、距離が足りなかったことが判明したのです。
テロ対策として、ランナーと並走するランニングポリスや、自転車で併走するサイクルポリスも登場した横浜マラソン。参加者の96%にあたる、およそ2万2500人が完走しました。記録が公認されない結果に、市民ランナーたちの反応は・・・
「かわいそうだね」(皇居ランナー)
「数える人がしっかりやってくれないと、走ってる人はつらいですよね」(皇居ランナー)
また、初マラソンで3時間12分58秒の好タイムを出した俳優の鶴見辰吾さんはツイッターで・・・
「公認が取れなかったって!なら、あれは無かった事にしてもらっていいです。その代わり、次のフルマラソンが初マラソンということで2時間台で走ってやります」(鶴見さんのツイッター)
ランナーたちの頑張りを台なしにした結果となった今回の失態。来年の開催について主催者側は・・・
「(日本陸連から)アドバイスを頂いているので、それに沿ってコースを検討して、来年度のコース設計をさせていただきたい」(主催者側)
参加費については、大会自体は無事に実施できたので返還しないということです。(07日18:06) JNN/TBS
笑顔で走るランナーたち。東京マラソン、大阪マラソンに次ぐ2万3000人を超える市民ランナーが参加した横浜マラソンで、信じられないミスがありました。
「コースの距離が不足していたということで、日本陸連の公認コースとはなりませんでした。ランナーの皆様方に大変なご迷惑をおかけして申し訳ございません」(横浜市民局スポーツ振興部長・金澤貞幸さん)
距離が足りず、公認コースと認められない前代未聞の大失態。一体、なぜ起きたのでしょうか。
42.195キロのフルマラソンや10キロなどのレースが行われた今年の横浜マラソン。日本陸連の公認コースとなるためには、自転車、あるいはワイヤを使ってコースの最短距離を測るように決められています。ミスのきっかけは、今年からフルマラソンの4分の1にあたる、およそ10キロが高速道路などに変更されたことでした。
「コースの計測にあたりましては、高速道路については図面からの距離を計測しておりまして」(横浜市民局スポーツ振興部長・金澤貞幸さん)
事前に高速道路部分の計測ができなかったため、主催者側は大会当日に自転車で実測。その結果、フルマラソンのコースで186メートル、10キロのコースで94メートル、距離が足りなかったことが判明したのです。
テロ対策として、ランナーと並走するランニングポリスや、自転車で併走するサイクルポリスも登場した横浜マラソン。参加者の96%にあたる、およそ2万2500人が完走しました。記録が公認されない結果に、市民ランナーたちの反応は・・・
「かわいそうだね」(皇居ランナー)
「数える人がしっかりやってくれないと、走ってる人はつらいですよね」(皇居ランナー)
また、初マラソンで3時間12分58秒の好タイムを出した俳優の鶴見辰吾さんはツイッターで・・・
「公認が取れなかったって!なら、あれは無かった事にしてもらっていいです。その代わり、次のフルマラソンが初マラソンということで2時間台で走ってやります」(鶴見さんのツイッター)
ランナーたちの頑張りを台なしにした結果となった今回の失態。来年の開催について主催者側は・・・
「(日本陸連から)アドバイスを頂いているので、それに沿ってコースを検討して、来年度のコース設計をさせていただきたい」(主催者側)
参加費については、大会自体は無事に実施できたので返還しないということです。(07日18:06) JNN/TBS