【i☆Ris連続インタビュー第1回】絶賛発売中の8thシングル『Realize!』の推しポイント＆1stアルバム、ツアーへの意気込みは？

　2月18日に8枚目のシングル『Realize!』（アニメ『プリパラ』オープニングテーマの表題曲含む）をリリースした声優アイドルユニットのi☆Ris。その後に初のオリジナルアルバム、そしてツアーを控える彼女達にダ・ヴィンチニュースでは3回に渡ってインタビューを敢行！

　第1回は彼女達のアーティスト活動について――。

▲左から山北早紀、芹澤 優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢、澁谷梓希

メンバーが教える、ここが『Realize!』の聴きどころ、見どころ

――まず『Realize!』の推しポイントをそれぞれ教えてください。

山北：私は、i☆Risとして歌ってるi☆Risバージョンと、『プリパラ』の中で歌ってるキャラクターバージョンの2パターンを聴き比べてほしいですね。メロディーやオケは一緒ですけど、歌いかたや声がみんな全然違っていて。こういう比較ができるのって、アイドルと声優を両方しているi☆Risだけだと思うので、楽しんでほしいです。

芹澤：私は、久しぶりに物語調になっているミュージックビデオです。そのなかでひみ（茜屋さん）が、みんなに魔法をかけて、それぞれ『プリパラ』のキャラクターのポーズをしていくという場面があるんです。そこが「わかるな～」って。らぁらの影響でみんなが変わっていくというのを感じられて、感動しちゃいます。

久保田：SoLaMi♡SMILEのメンバーから始まって、DressingPaféのメンバーにいって……あそこ、いいよね！

――ミュージックビデオの話が出たので伺います。劇中で芹澤さんが見せたテーブル引きは、お得意なのですか？

芹澤：いや、何回も失敗していますよ！ しかも、単純に成功すればいいだけじゃなくて「次は失敗して」、「4回やるうちの最後だけ成功して」みたいなことまで言われて（笑）。もう現場の端っこでずっと練習して、最後には特技になってしまいました。

茜屋：私は歌詞の内容に注目してほしいです。『プリパラ』のオープニングテーマはすべてつながっていて、第1クールの『Make it!』は夢はあるけど、自信がなくて踏み出せない状態、第2クールの『ミラクル☆パラダイス』ではやりたいことを始められたけど、そこでの葛藤などが描かれていて。『Realize!』では、そうした舞台ができて仲間の存在を今まで以上に意識した内容になっているんです。

――最近の『プリパラ』の内容に合っていますね。

茜屋：そうなんです。それにi☆Risとしても『Realize!』のレコーディング時に、2周年ライブがあったり、ツアーの話が出たりしてすごく団結した時期で、すごく共感できました。そうしたことも少し意識して聴いて頂けるとうれしいです。

――いい話ですね。

若井：本当に、あとの3人が何を話せばいいのか困りますよ（笑）。私はダンスを観てほしいです。やはり私達の強みって、アニメ内でキャラクターが動いているのとまったく同じ風に踊っていることなんですよね。これまでのライブなどでも、ファンのみなさんは「再現力がすごいね」とよく言ってくださいますし。特に、私がミュージックビデオでこだわったところがあります。アニメのダンス（第25話「クリスマスプレゼントフォーユー！」）で、尊敬するそふぃがソロで歌うところで私が演じるレオナだけがチラ見しますけど、私もミュージックビデオ内でちゃんと見ました。そんなところまでこだわっているので、細かく見てください！

――確かに、クリスマスパーティなどでもダンスはすごい再現度でした。ああいったアニメと同じ振り付けだからこその難しさはありますか？

芹澤：今回の『Realize!』のような主題歌はi☆Risとして出す曲なので、私達のダンスが先なんですけど、キャラクターソングはキャラクターのCGが先で。イベントなどに合わせて、動画を延々と観て覚えるので大変です。

山北：でもアフレコでキャラクターのダンスを何回も観ているし、自分のキャラクターはかわいいからさらに観ちゃうので、自然と覚えてしまう部分もありますね（笑）

――なるほど。残るおふたりの注目ポイントはいかがでしょう？

久保田：私は、アニメでは聴けない2番の歌詞です。そこでも「らぁらが歌いそうなところは、ひみたす（茜屋さん）が歌おう」という感じで、キャラクターと歌詞の内容がリンクしたパート分けになっています。

澁谷：私はCDの、特にDVD付きのほうの裏面のジャケットですね。私達が演じるキャラクターが6人いるんですけど、それぞれサイリウムコーデを着ているのが超かわいくって！ 表面のi☆Risの衣装も少し魔法少女っぽくて。今回のCDは全体的に神々しいです。

――アーケードゲームの『プリパラ』も大好きな澁谷さんらしいコメントありがとうございました。続いてカップリングについてもお聞かせください。『ミライノナマエ』はシリアスな印象です。

若井：『プリパラ』主題歌のカップリングはすべてカタカナの3部作になっています。最初から聴いていくと『ユメノツバサ』で始まって、『ココロノオト』でガムシャラにもがいて、という感じで。今回の『ミライノナマエ』はカッコいい曲調ですが、歌詞は「今の私達はこうするしかない、だからみんなで頑張ろう」という前向きな気持ちを歌っています。レコーディングもまっすぐな気持ちを曲に乗せて歌いました。

――もう1曲の『わくドキしたいっ！』はいかがでしょう？

芹澤：これは女子の“あるある”を詰め込んだ曲ですね。

若井：それな！

芹澤：「ダイエットをすると決めた」。

一同：「来週からに決めた」（笑）

澁谷：男性が聴いても、「女子ってこんな風に思ってるんだ」って思ってもらえるかもしれません。

茜屋：今、振り付けをしているのですが、歌詞に忠実なものもあって楽しいものになりそうです。

芹澤：こういったカップリング曲は、ミュージックビデオがないからこそ、ライブで観てほしいですね。

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