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朝鮮総連幹部が北朝鮮へ 捜索など報告か4月7日 21時30分
北朝鮮の最高人民会議に出席するため朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の幹部がピョンヤンに向かい、朝鮮総連議長の自宅に対する警察の捜索などについて北朝鮮指導部に報告するものとみられます。
北朝鮮では9日、国会にあたる最高人民会議が開かれることになっていて、会議の代議員という立場にある朝鮮総連のナム・スンウ(南昇祐)副議長が7日、経由地の北京からピョンヤンに向けて出発しました。
ナム副議長は朝鮮総連の実質的なナンバー2で、北朝鮮から大量のマツタケを不正に輸入したとされる事件に関連して先月26日、トップのホ・ジョンマン(許宗萬)議長と同様、警察に自宅を捜索されました。
ナム副議長は北京の空港で記者団に対し、「お話しすることはございません」と述べるにとどまりましたが、ピョンヤンに滞在中警察の捜索や朝鮮総連本部の土地と建物の競売などについて北朝鮮指導部に報告するとみられます。
北朝鮮は今月2日、警察の捜索などに反発したうえで、拉致被害者らの調査に関して「こうした状況では政府間協議もできなくなっている」とする通知を日本政府に送っていて、今後、日朝協議を巡ってどのような出方を見せるのか注目されます。
ナム副議長は朝鮮総連の実質的なナンバー2で、北朝鮮から大量のマツタケを不正に輸入したとされる事件に関連して先月26日、トップのホ・ジョンマン(許宗萬)議長と同様、警察に自宅を捜索されました。
ナム副議長は北京の空港で記者団に対し、「お話しすることはございません」と述べるにとどまりましたが、ピョンヤンに滞在中警察の捜索や朝鮮総連本部の土地と建物の競売などについて北朝鮮指導部に報告するとみられます。
北朝鮮は今月2日、警察の捜索などに反発したうえで、拉致被害者らの調査に関して「こうした状況では政府間協議もできなくなっている」とする通知を日本政府に送っていて、今後、日朝協議を巡ってどのような出方を見せるのか注目されます。