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●「万全の体制」求める (04/07 18:58)
 青函トンネルで起きたトラブルの続報。太田国土交通大臣は北海道新幹線の開業までに万全の体制をとるよう、JR北海道に指示する考えを示した。
 これは7日の閣議後の会見で明らかにしたもの。
 このトラブルは今月3日に青函トンネル内を走っていた特急列車の床下から煙が出て、乗客124人が地上に避難したもの。
 乗客は暗いトンネル内を2キロ以上歩いたあとケーブルカーに乗って地上に避難したが、緊急停車してから全員が避難するまでに5時間半かかり、青函トンネルの避難誘導体制に大きな課題を残した。
 またJR北海道は2011年から特急列車の脱線火災事故や保線ミスによる貨物列車の脱線など、事故や不祥事が続いている。
 このため事態を重くみた太田大臣は来年3月の北海道新幹線開業までに万全の体制をとるよう、JR北海道に指示する考えを示したもの。



●今別町などに陳謝 (04/07 18:56)
 青函トンネルで起きた列車のトラブルについて、JR北海道の幹部が今別町などを訪れ陳謝した。
 7日午後、今別町役場に訪れたのはJR北海道函館支社の安藤支社長。
 安藤支社長は阿部町長に青函トンネルで起きた列車のトラブルを陳謝した。
 そのうえで当日の避難誘導などを説明し、来年春の北海道新幹線開業に向け再発防止に努めることを約束したという。
 これに対し阿部町長は徹底した原因究明と緊急時に備えた訓練などについて連携を強く求めた。
 JR北海道は県や外ヶ浜町にも説明に訪れたという。
 JR北海道と国土交通省は引き続きトラブルを起こした列車の車両を調べ、原因究明を急いでいる。



●施錠 駅から出られず (04/07 18:54)
 JR北海道でまたトラブルが起きた。5日夜、JR津軽海峡線の無人駅・津軽今別駅で特急列車から降りた乗客1人が一時、駅の中に閉じ込められた。
 JR北海道によると5日午後11時前、津軽海峡線の津軽今別駅で女性1人が駅舎から出られなくなっているのを新幹線の走行試験で駅に来た社員が気づいた。
 女性は停電のトラブルで3時間以上遅れた最終の特急列車に乗車し、津軽今別駅で下車したが外に出ようとしたところ出口に鍵がかかっていた。
 このためおよそ7分間、閉じ込められていたという。
 津軽今別駅では新幹線の走行試験のため最終の特急列車が出発したあと、協力会社が駅舎に鍵をかけることになっている。
 しかしJR北海道から停電によるダイヤの遅れの連絡がなかったため、この日も普段と同じ午後8時頃に鍵をかけたという。
 JR北海道は「お客様にたいへんご迷惑をおかけし、深くお詫びします」とコメントしている。



●「来て!観て!桜!」 (04/07 18:52)
 弘前公園の桜の早咲き予想に対応し、弘前市は準まつり体制の今月18日から来月6日までのまつり期間にあわせた3つのキャッチコピーを発表した。
 3つのキャッチコピーは弘前市の蛯名副市長が発表した。
 まず今月18日からの準まつり体制は「咲いた咲いた ひろさきウィーク」。
 まつり前半の今月23日から30日までは「花吹雪・花筏 ひろさきウィーク」。
 後半の来月1日から6日までは「まだまだ咲いてる〜あんな桜・こんな桜〜ひろさきキャンペーン」。
 いずれも最初には「来て!観て!桜!」がついており、観光客に弘前公園の様々な桜を楽しんでもらおうというのが狙い。
 弘前公園では本丸の天守近くにある樹齢100年の早咲きのシダレザクラ「弘前枝垂れ」がほころびはじめ、観光客を楽しませている。
 園内は日一日とつぼみが膨らみを増しており、桜前線が近付いている。



●霜に注意 (04/07 18:50)
 県内は7日夜から9日にかけて真冬並みの寒気が入り、霜が降りる恐れがあることから県は臨時の農業生産情報を出して農作物の管理に注意を呼びかけている。
 7日夜から9日にかけて2月上旬並みの寒気が流れ込む県内は8日朝の予想最低気温が青森市で0度、弘前市や八戸市で氷点下1度などとなっており、内陸部では霜が降りる恐れがある。
 このため県は臨時の農業生産情報を出して、りんご園では防霜ファンを動かすとともに気温が0度になったら燃焼資材を燃やすなどの霜対策を呼びかけている。
 とくにことしはりんごの生育が早く、「ふじ」の開花はいつもの年より5日早い来月3日と予想されており、霜の影響が心配されている。
 県は種まきをした育苗箱は保温シートで覆い、ハウス栽培の野菜は暖房を準備するなど農作物の管理に注意するよう呼びかけている。



●最後の入学式 (04/07 18:48)
 県内の多くの小中学校で7日、入学式が行われた。今年度限りで閉校する風間浦村の易国間小学校では最後の入学式が行われ、2人の新入生が学校生活をスタートさせた。
 風間浦村の易国間小学校にはことし2人の男の子が入学した。
 風間浦村は村内3つの小学校が今年度限りで統廃合されて風間浦小学校となるため、141年続いた易国間小学校も最後の入学式となる。
 式では佐藤貴子校長が「最後の新入生なので、これまで以上に伝統を大切にして下さい」と式辞を述べた。
 このあと在校生を代表して2年生4人が「明日から仲良くしましょう」と2人を歓迎した。
 2人の新入生はこれから始まる学校生活に目を輝かせていた。
 県教育委員会によると今年度いっぱいで15の小学校が閉校する見込みだという。



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