文字サイズ

「治る認知症」、年に約1万3千人…厚労省調査

 認知症のような症状が出る脳の病気「特発性正常圧水頭症」と診断された患者は、全国で年間約1万3000人と推計されることが、厚生労働省研究班(研究代表者=新井一・順天堂大脳神経外科教授)による初の実態調査で分かった。

 この病気は、適切な治療をすれば症状が改善する人が多く、研究班は「認知症との違いについて啓発を進める必要がある」としている。

 特発性正常圧水頭症は、脳内の「脳室」と呼ばれる場所に原因不明で髄液が過剰にたまる病気。周辺の脳組織を圧迫し、歩行障害、尿失禁、物忘れなどを引き起こす。アルツハイマー型などの認知症と間違われやすいが、髄液の量を常時監視し、過剰になれば排出させる器具を体内に埋め込むことで症状が改善する。

2015年04月07日 17時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
読売プレミアムに登録された方記事の続きへ
未登録の方新規登録へ
おすすめ
今週のPICK UP
今週のPICK UP
国内線 空席照会・予約はこちらから ANA
出発空港 到着空港
搭乗日 出発時刻
搭乗クラス

魅惑の春ぐるめ

食欲の春でもいいじゃない?ふんわり甘いものやがっつり旨いもの!
Powered by My-Addr web proxy service service.
You can refresh current page and bar will disappears.