控訴審でも船長に死刑求刑、韓国 セウォル号沈没事故【光州共同】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、乗客を救助せずに船を脱出したとして殺人罪などに問われた船長イ・ジュンソク被告(69)ら乗組員15人の控訴審が7日、韓国南西部の光州高裁で開かれ、検察は一審で懲役36年の判決を受けたイ被告に、一審と同様に死刑を求刑した。 304人が死亡・行方不明になった事故は今月16日に発生から1年を迎える。一審の光州地裁は昨年11月、イ被告に殺人罪は認めず、遺棄致死罪などを適用した。イ被告は7日の最終陳述で「自分が無能でこんなことになった」と謝罪しながら、殺人罪の適用だけは回避するよう求めた。 【共同通信】
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