2015年04月06日
Chrome 64bit版が軽い3つの理由→1つ嘘/x86とx64併用する方法
【やじうまWatch】心当たりがあるかも? Chromeの32→64ビット化で爆速になった体験記が話題に -INTERNET Watch
Chrome の 64bit 版が軽いと話題になってる件について簡単に考察してみた
ついでに、64bit版と32bit版を排他的に使う方法も紹介。
まず、先に32bit版か64bit版を入れておく。
そして、%PROGRAMFILES%\Google\Chrome\Application フォルダを開いて フォルダ名を
上のようにバージョン名に変えておく。
さらに、Chrome.exe をフォルダの中に移動する。
それから、インストールされていない方の アーキテクチャ版を導入する。
同じように フォルダ名を変えて chrome.exe を移動する。
後はそれぞれショートカットを作る
注意点としては、同時に起動できないこと。
32bit版起動中に 64bit版起動しようとしても 32bit版の窓が開くのだ
Chrome の 64bit 版が軽いと話題になってる件について簡単に考察してみた
ついでに、64bit版と32bit版を排他的に使う方法も紹介。
まず、先に32bit版か64bit版を入れておく。
そして、%PROGRAMFILES%\Google\Chrome\Application フォルダを開いて フォルダ名を
上のようにバージョン名に変えておく。
さらに、Chrome.exe をフォルダの中に移動する。
それから、インストールされていない方の アーキテクチャ版を導入する。
同じように フォルダ名を変えて chrome.exe を移動する。
後はそれぞれショートカットを作る
注意点としては、同時に起動できないこと。
32bit版起動中に 64bit版起動しようとしても 32bit版の窓が開くのだ
1. 導入したてだから軽い
やじうまWatchに64bit 版Chrome を『単に再インストールで速くなっただけではとの指摘もある』
とのことだが
ずっと使ってる Chrome と
新規でChrome をインストールした環境ではUser Profileのサイズも違うので、軽くなるのだが、
基本的に32bit から 64bitにしてもUser Profile は同じ場所が使われるので、軽くなるということはない。
よってこれは嘘
2. 使えるアドオンの違い
64bit アプリは 64bitのDLLしかロードできないので、必然的にPluginも 64bitしか使えないのである。
いつも使ってる 32bitの Chromeは 13個もアドオンがある。
初めてChromeを新規インストールした環境の 64bit版は 5つしかないのである。これは軽くて当たり前。
参考までに同じ環境の場合
32bit版だと 9個になった。やっぱり多い。
Pluginが多いのだからその分メモリは余分に食うのである。
3. 64bit版はメモリをがんがん使うので軽い
32bit版のタスクマネージャー
こちら 64bit版。
User オブジェクトやGDIオブジェクトの消費量がほぼ同じ状態だけど、 Pluginのタブのメモリ消費は64bit版が少なく、他は逆転している。
そもそも、Chrome がリリース当初、軽いといわれていた理由は、メモリを大量に搭載したPCでメモリを大量に消費して動作したからで、それが重くなったのは、メモリを大量に搭載していても追いつかないほど肥大化したからなのだ。
64bit版を作ることによって、その制約が緩和されたのが軽くなった理由であって、自らを軽量化することは全く考えず、ハードに頼るという図式が見える。
これじゃあ、スパゲッティーを小鍋から大鍋に移したに過ぎないんだよ…。スパゲッティーはスパゲッティーだ。
|。・ω・)。o ( こんな怠慢な ブラウザに未来あるの?ってのが正直な感想 )
ネタついでに 心当たりがあるかも? Chromeの32→64ビット化で爆速になった体験記が話題に - やじうまWatch INTERNET Watch - 脳脂肪のパクリメモ
やじうまWatchに64bit 版Chrome を『単に再インストールで速くなっただけではとの指摘もある』
とのことだが
ずっと使ってる Chrome と
新規でChrome をインストールした環境ではUser Profileのサイズも違うので、軽くなるのだが、
基本的に32bit から 64bitにしてもUser Profile は同じ場所が使われるので、軽くなるということはない。
よってこれは嘘
2. 使えるアドオンの違い
64bit アプリは 64bitのDLLしかロードできないので、必然的にPluginも 64bitしか使えないのである。
いつも使ってる 32bitの Chromeは 13個もアドオンがある。
初めてChromeを新規インストールした環境の 64bit版は 5つしかないのである。これは軽くて当たり前。
参考までに同じ環境の場合
32bit版だと 9個になった。やっぱり多い。
Pluginが多いのだからその分メモリは余分に食うのである。
3. 64bit版はメモリをがんがん使うので軽い
32bit版のタスクマネージャー
こちら 64bit版。
User オブジェクトやGDIオブジェクトの消費量がほぼ同じ状態だけど、 Pluginのタブのメモリ消費は64bit版が少なく、他は逆転している。
そもそも、Chrome がリリース当初、軽いといわれていた理由は、メモリを大量に搭載したPCでメモリを大量に消費して動作したからで、それが重くなったのは、メモリを大量に搭載していても追いつかないほど肥大化したからなのだ。
64bit版を作ることによって、その制約が緩和されたのが軽くなった理由であって、自らを軽量化することは全く考えず、ハードに頼るという図式が見える。
これじゃあ、スパゲッティーを小鍋から大鍋に移したに過ぎないんだよ…。スパゲッティーはスパゲッティーだ。
|。・ω・)。o ( こんな怠慢な ブラウザに未来あるの?ってのが正直な感想 )
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この記事へのコメント
1. Posted by 名無し 2015年04月07日 11:09
勤務先にてWindows7(32bit)をベースに、ChromeとテテさんがBuildしたfirefox使ってるのですが、後者のほうが断然早いし安定してます。(両者とも、最新版です)
PlugInの有無、アドオンの違いもあるんでしょうけど。
PlugInの有無、アドオンの違いもあるんでしょうけど。
2. Posted by 二重× 2015年04月07日 11:15
> こんな怠慢な ブラウザに未来あるの?
かといって、レンダリングエンジンの代替がそんなにいないという現実・・・。肥大化はChromeが目立ってるだけで、IEもFirefoxもさほど変わらないのではと思います。
ES6とかCSS4とかHTML5とかを完全実装させると途方もないコード量になり、肥大化はまだまだ止まりそうにない感じです。Operaが独自エンジンを捨てた理由の1つな気もします。
このまま進んでも肥大化する。けど、書き直すにはコストがかかりすぎて手が出しづらい。どちらにしても、肥大化を止めるのは現実的に無理なんじゃないかと思います。
規格をどうにかするとか新しい方法を提案するとかしないといけないところまで来てるのではないでしょうか。
かといって、レンダリングエンジンの代替がそんなにいないという現実・・・。肥大化はChromeが目立ってるだけで、IEもFirefoxもさほど変わらないのではと思います。
ES6とかCSS4とかHTML5とかを完全実装させると途方もないコード量になり、肥大化はまだまだ止まりそうにない感じです。Operaが独自エンジンを捨てた理由の1つな気もします。
このまま進んでも肥大化する。けど、書き直すにはコストがかかりすぎて手が出しづらい。どちらにしても、肥大化を止めるのは現実的に無理なんじゃないかと思います。
規格をどうにかするとか新しい方法を提案するとかしないといけないところまで来てるのではないでしょうか。
3. Posted by 名無しのプログラマー 2015年04月07日 14:31
Chromeはメモリ容量を生贄に速度を求めるスタイルなので問題ないかと