ミュージシャンの死因を調べた大学教授の論文が話題に・・・「データ上ではHIPHOPで生きるということは、軍人よりも職業的危険性が大きいということを指しています。戦争で兵士の半分が死ぬということはないですからね」
2015/04/06 10:00
タグ:ネタ
オーストラリアのシドニー大学の教授がThe Conversation上で発表した「音楽と生きる:ジャンル別ミュージシャンの死因」という論文が話題になっている
亡くなったミュージシャンの死因をジャンル別に調査した教授は、ワシントン・ポストの取材に対し、
「1万3千人を超えるサンプルの中で他殺で亡くなった人の割合は6%ですが、HIPHOPミュージシャンに限っていえば51%を超えます。
これはHIPHOPがドラッグ絡みの犯罪やギャングカルチャーと切り離せないジャンルだということを物語る数値だと言えます。
データ上ではRAPやHIPHOPで生きるということは、軍人よりも職業的危険性が大きいということを指しています。
戦争で兵士の半分が死ぬということはないですからね」
と、HIPHOPミュージシャンの死因の過半数が「他殺」であることの異常さを指摘している
この論文が発表されるとゴシップ誌などが「ラッパーの死因の半分以上は他殺」というショッキングなタイトルを付けて内容を伝えたが、SNSなどには
「いやいや、Grandmaster Flashだってまだ57歳だから」
「ヒップホップは他のジャンルに比べて歴史が浅い。リタイアした人でもまだ若く、亡くなったミュージシャンの総数が少ないんだから比較すること自体に無理がある」
といった冷静なツッコミが複数挙がっている
【moluv】