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明日香村の神社でも油のような液体
4月7日 18時02分

明日香村の神社でも油のような液体
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奈良県内の寺院で国宝や国の重要文化財などに油のような液体がかけられているのが相次いで見つかった事件で、新たに明日香村の神社でも被害が確認され、警察は同じ人物による犯行の可能性もあるとみて文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。
新たに油のような液体がかけられているのが見つかったのは、奈良県明日香村の「飛鳥坐神社」です。
警察によりますと、先月末、宮司が拝殿のさい銭箱や石が敷き詰められた床、それに社の扉と柱に油のような液体がかけられているのを見つけたということです。
いずれも文化財には指定されていませんが、6日、村の教育委員会に報告し、担当者が被害を確認したということです。
奈良県内ではこれまでに、桜井市と明日香村の4つの寺院で国宝や国の重要文化財などに同じような被害が確認されていて、警察は同じ人物による犯行の可能性もあるとみて文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。
飛鳥坐神社の飛鳥弘文宮司は「善悪の判断がつかない人がいて非常に残念です。修復の方法があるのなら修復したい」と話していました。

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