バルサFW久保がFC東京入り内定 近日中にも帰国
スペイン1部リーグの名門バルセロナ(下部組織)に所属するMF久保建英(13)がJ1のFC東京入りすることが決定的となった。関係者の話を総合すると、6日までに入団が内定。近日中にも帰国し、同クラブの下部組織で練習を開始するという。
久保は10歳でスペインに渡り、下部組織のリーグで得点王やMVPを獲得する活躍で“日本のメッシ”と称された。5年後に迎える2020年東京五輪に向け、早くもエースとして期待されている逸材。日本サッカー協会もこの日、久保を「飛び級」でU―15日本代表に初選出した。
一方、所属のバルセロナは昨年、18歳未満の選手獲得における登録違反で国際サッカー連盟(FIFA)から「市場での選手獲得禁止」の処分を受けた。違反の該当者で1年以上も公式戦に出場できなかった久保はバルサ退団を決意し、日本復帰を模索していた。
かつて所属した川崎ら各クラブが水面下で争奪戦を繰り広げたが、FC東京入りを決断。スペインでも大きな注目を集めた久保が日本で再スタートする。