選抜高校野球:開幕戦は八戸学院光星 九州学院に逆転勝ち

毎日新聞 2015年03月21日 12時29分(最終更新 03月21日 18時33分)

【八戸学院光星−九州学院】八回表八戸学院光星2死満塁、足立が中越え3点二塁打を放つ=阪神甲子園球場で2015年3月21日、藤井達也撮影
【八戸学院光星−九州学院】八回表八戸学院光星2死満塁、足立が中越え3点二塁打を放つ=阪神甲子園球場で2015年3月21日、藤井達也撮影

 第87回選抜高校野球大会初日の21日は1回戦3試合。第1試合は八戸学院光星(青森)と九州学院(熊本)が対戦。2ケタ安打の八戸学院光星が9−2で九州学院に逆転勝ちし、今大会の開幕戦を制した。

 ○八戸学院光星(青森)9−2九州学院(熊本) ●

 八戸学院光星・中川、九州学院・伊勢の両右腕が七回まで好投していたが、八回に大きく動いた。1点リードの八戸学院光星は小林の2点三塁打、足立の走者一掃の二塁打など6長短打を集め、打者12人の猛攻で7点を奪い試合を決めた。先発・中川は2失点完投。九州学院の伊勢は8四死球と制球に苦しみ、リズムを作れなかった。

 八戸学院光星・仲井宗基監督 伊勢君は良い投手だが、五回終了時点で球数が多く(84球)、後半チャンスがあると思っていた。(指示は)好球必打、それだけ。

 九州学院・坂井宏安監督 相手は勝負どころを知っている。中川投手は緩急の使い方がうまく、各打者がスライダーに体の軸を崩されていた。

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