沖縄県のニュース
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来年3月に鉄軌道計画案
鉄軌道の導入に向けた計画を検討する県の委員会が6日、開かれ、来年3月には、おおまかなルートや駅の位置などを示した計画案をまとめる方針を確認しました。
県は、本島の慢性的な交通渋滞を解消するため、南部と北部を1時間で結ぶ鉄軌道の導入を目指していて、国に対し導入の決定を要請しています。
6日は県の計画を検討する初めての委員会が開かれ、交通政策やまちづくりなどが専門の大学教授7人が出席しました。
委員会では、県の担当者が「鉄軌道の導入は県民の悲願だ」とした上で、沖縄県の現状について、那覇市ではピーク時に東京や大阪などの都市圏よりも渋滞が激しいことや、観光客に対して行ったアンケートで改善すべき点として、交通渋滞や移動の不便さを挙げる人が多いことなどを説明しました。
一方、委員からは計画案をまとめるにあたって、鉄軌道も含めたバスなどの公共交通への転換を本気で進めることが前提となるという意見や、駅を中心とした開発など自治体のまちづくりにも大きく影響してくるので、県と市町村との連携が必要だという指摘が出されました。
その上で、来年3月には、おおまかなルートや駅の位置などを示した県の計画案をまとめることを確認しました。
04月07日 09時35分