中国:日本の教科書検定結果「重大な懸念」

毎日新聞 2015年04月07日 21時19分

 【北京・石原聖】中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は7日の定例記者会見で、日本の中学校教科書の検定結果について「日本国内の関係する動きに重大な懸念を示す」と述べた。尖閣諸島(中国名・釣魚島)の記述が増えた点には「いかなる手段を用いて間違った主張を宣伝しても、釣魚島が中国のものだという事実は変えられない」と主張。南京事件には「国際社会が認めており、否定はできない」と指摘し、「正しい歴史観を持って日本が若い世代を教育するよう促す」と話した。

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