米原市橋りょう長寿命化修繕計画
[2015年2月26日]
本市は、平成26年度現在において291橋を管理しています。これらの橋は古いものも数多く、今後20年後には全体の約76%が架橋後50年を迎えることとなります。
一方、今後の交通量の増加や車両の大型コンクリートのはくり鉄筋の露出舗装の異常変形・欠損化、橋や道路も老朽化が進むに従い傷みもひどくなり、市民活動を支える橋や道路を取り巻く環境は今後ますます厳しさを増すものと考えられます。また、これらの高齢化を迎える橋に対して、従来の『悪くなってから対策をとる』という対症療法型の維持管理を続けた場合、橋の修繕・架替に要する費用が増大となることが懸念されます。
そこで本市では、対症療法型の維持管理から、『傷みが小さい時から計画的に補修する』という予防保全型の維持管理手法に移行することとし、「橋りょう長寿命化修繕計画」を策定しました。これにより、橋の修繕・架替に要する費用を軽減させると共に米原市の安心安全な道路ネットワークを維持することが可能となります。
次のような方法で橋の点検および管理を行います。
これらの点検を通して、橋の傷みを早期に発見し、それが大きくなる前に適切に対応します。
コンクリートのはくり
鉄筋の露出
舗装の異常
変形・欠損
本計画に基づいて橋の点検、維持、対策を繰り返し行うことにより、橋の適切な管理を積極的にすすめ、経済的に安心安全な道路ネットワークを維持するように努めていきます。
※詳しい資料については、土木部建設課(近江庁舎)でご覧いただけます。
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