当日ボランティアスタッフ、「ホントの所はどんななの?」
YAPC::Asia Tokyo 実行委員の石田ことuzullaです。
先日始まったYAPC::Asiaスタッフ募集ですが、どういうものなのかよくわからない...、というご意見のために YAPC::Asia Tokyo 当日スタッフがどのようなものか、(当方の主観も入りつつ)ご紹介します!
当日スタッフとは何か?
YAPC::Asia Tokyo(以後YAPCと省略)はボランティアのスタッフで運営されていますが、スタッフは主に二種類に別れます。
一つはコアスタッフで、私もそうです。去年のYAPCの打ち上げから(!)、YAPC開催、そして終わった後もなにかしらやる事があり、丸一年以上をかけてYAPCの準備・運営・後片付けを行います。
それとは別に、今回募集している当日スタッフも非常に重要です。当日スタッフとは、平たく言えば前夜祭の日から2日目まで三日間、エンジニアのお祭りであるYAPCを裏からささえる縁の下の力持ちです。
具体的に言えば、以下のようなことを行います。
* 会場の設営したり
* 配送されてくる荷物を受け取ったり
* 配布するノベルティをトートバックにつめたり
* 入場受付したり
* 来場者の皆さんを誘導したり、サポートしたり
* 会場によっては、椅子を足したり引いたり
* トークのタイムキーパーしたり
* ランチに飲食物を配布したり
* 無料の水などを会場に供給しつづけたり
* 撤収作業したり
細かくはもっともっとあるんですが(設営と撤収は特に)難しい事はないです。
こういった作業を分担し、各自が割り振られてできる所をワイワイとチームで行っていきます!
当日スタッフに必要なスキル(?)
プログラミング能力は必要なの?
意外かもしれませんが、一切プログラミングの知識などは必要とされません(笑) Perlを知っている必要すらありません。当日スタッフには非エンジニア(営業、企画、デザイナーなど)が多く参加しています。
コミュニケーション能力は必要なの?
もしかしてコミュニケーション能力が高くないとダメなの?と思うかもしれませんが、人見知りなだけなら「ギョームですから!」という大義名分でドンドン話していけるとおもいます。三日あれば、最初知らなかった人とも笑い合えるようになりますよ!
ただ、みんなと一緒にやるぞ!という前向きな姿勢は必要です!
他でのスタッフ経験は必要なの?
基本的に判断に迷うようなことは、かならず班長(リーダー)に判断を仰ぐ事になっているので、他のカンファレンスでのスタッフ経験みたいなものは必要ありません。
力(物理)は必要なの?
力仕事と思うかもしれませんが、そんな事もありません。
おそらく会場設営で一番重いのは、せいぜい椅子かバックパネルです。張り切った人、たとえば私とかが率先してやるので、自信がない人は回避できます。誘導用の紙を貼ったりするような作業もあります。
ノベルティや配布物の箱(特に液体!)は重かったりするんですが、そこは力自慢がやるか、文明の利器(車輪を発明した人に感謝しつつ台車をつかう)を活用するか、私ががんばるか、という感じなので、こちらも自信がない人は避けられます。
設営時のバックパネル組み立てとか、プロジェクタのセッティングとかは多少器用さが必要ですが、まあ器用な人がやればよいのです。大体ああいったものは、エンジニアが嬉々として組み立てます。たとえば私とか。
YAPCで一つの山場的作業となるノベルティ詰めの作業は単調な繰り返し作業ですが(今年は四桁作る!!)これも誰でもできる作業と言えるでしょう。
ミスすると、受け取った人に寂しい思いをさせてしまうので、まちがえないようにしないといけませんが、YAPCでは過去に編み出された「ZIGOROuメソッド」で業務改善がされておりますし、熟練のノベルティ詰め職人が今年も参加しますので、詳しく教えてくれます。未経験者歓迎!!
知らない人とたくさん話さないといけないの?
受付は確実丁寧に笑顔で入場者と対応する必要がありますが、これは例年得意な人が率先して行います。
入場も熟練の入場担当がおりますのでしっかりした指示をもらうことができます、未経験者歓迎です!
会場誘導については、「パスを拝見します」「ここでたちどまらないでくださ〜い」「コーヒーはこの会場から持ち出ししないでくださ〜い」とかそういうのですね、割とどうにかなります。
後、YAPCは海外からの来場者もいらっしゃいますが、私みたいな英語わからない「英語は度胸!」とか言い張ってる人間でも、わりとどうにかなりますのでどうにかなります。
...いやごめんなさい英会話ができる人は、居るとなんだかんだめっちゃたすかります!!宜しければアピールしてください!!!でもできなくてもまったく問題ありません。リーダーなりに転送してしまいましょう。
必要なスキルについてのまとめ
つまり、色々と配置される持ち場があるので、特にありません!未経験者歓迎!やる気重視で、仲間がサポートしあう職場です!(?)
スタッフをやるとつらいこと
書いたら怒られそうですが、書きます。
うん、朝がつらい(個人的な意見です)。
全日入れなくてもスタッフには応募できますが、仮に全部やるぞ!となれば三日間、朝から入る必要があります。夜型の人はちょっと修正しておきましょう。
ただし、遠方の方でどうしても朝到着できそうにない人は(私のことだ、私は八王子在住です)こちらでホテルなどを用意するかもしれません(確実では無いですよ!)。
当然ながら、YAPC期間中のトークや催し物も自由に全部見ることはできません。
ただ、YAPCは例年トークは動画アーカイブを公開しますので、後日見る事ができます。どうしても当日聴講し、質問したい!という場合でも、班の中で調整すれば行けます。大体調整が付くとおもいます。
まだ具体的に確定していませんが、休憩は交代制です。休み時間はなにをしていてもかまいません。トークを見るもよし、なんだかんだスタッフをやるもよし(俺だ)、他の人と会話をして楽しむもよし、YAPCをエンジョイしましょう!
スタッフ特典!
ボランティアなので給料などは出ませんが、以下の特典(?)があります。
* YAPC入場料が無料(x000円相当!)
* スタッフ衣装がもらえる(プライスレス!)
* スタッフ同士と知り合える(プライスレス!)
* キックオフミーティングと打ち上げ(プライスレス!)
* カンファレンスの裏側が知れる!体験できる!(プライスレス!)
* 昼飯がタダ!!(x000円相当!(?))
* たのしい!!(プライスレス!)
カンファレンスって技術の話を聞けるのが一番なのですが、特にYAPCにおいては横のつながりができるのも非常に魅力的な事です。
とはいえ、懇親会で知り合いが一人もいないとどうしてもぼっちになる...というのはあり、なんか一体感得られなかったな...と思う方も多くいらっしゃいます。
スタッフになると半ば強制的にコミュニケーションをとり続けることになるので、このあたりはかなりイージーモードになると言えるでしょう。
スタッフはいそがしくて全然コミュニケーションとれない...なんて事は無いので、楽しむため、今後のために知り合いを作る目的でも、非常にマッチしているのではないでしょうか?
YAPCスタッフは例年参加する方も多くいらっしゃいます。これが楽しさを物語っているのではないでしょうか。
伝説について
ツイッターとかで検索するとでてくる伝説類ですが、まあ事実らしいです。
まあ何十人もいれば当然そう言う出会いもあるでしょう。ただまあ、確率論じゃないかとおもいます。
人生とくに変わらなかった人も居ます!!!!1
— すぎゃーん (@sugyan) 2015, 4月 6
まあ、狙ってできるものではありませんよ!
けど楽しかったし今年もまたやろうかな
— すぎゃーん (@sugyan) 2015, 4月 6
しかし、とにかく楽しいのは間違いなさそうです。
ワイワイについて
「本当にワイワイするの...?本当はモクモク、ダルダルじゃないの...?」
そんなことないです、本当にワイワイです。
「本当はウェーイウェーイwwwじゃないの?」
本当にワイワイです、ウェーイウェーイwwwだと私も辛いです(笑)
キックオフミーティングについて
当日いきなり顔を合わせて仕事をするのはむずかしいので、事前に知り合っておくのは必要ですよね。チーム分けなどをおこなうために顔合わせの懇親会キックオフミーティングを事前に行います!
なんと無料です!(ただし、交通費を除く)
打ち上げについて
日程は決まっていませんが、後日打ち上げがあります!
なんと無料です!(ただし、交通費を除く)
皆でYAPCの思い出を語り合いましょう!
その他、スタッフの様子の写真
...さて、どうでしょうか、みなさんスタッフになりたくなってきましたか?
もっとちゃんとしたことが知りたい方はこちらのエントリもご覧下さい
YAPC::Asia Tokyo 2015 ボランティアスタッフ募集を開始します!
募集方法
以下の募集のフォームから応募ください。
https://docs.google.com/forms/d/1uwE-GATlDFndSxL_d9-XamSMOVIs41_BxC-0QiuP_Uo/
例年数人くらいに連絡がとれませんので、メールアドレスは確実に!
まとめ
やる気があればわりと誰にでもできるのが当日スタッフです!
YAPCというエンジニアのお祭りを私たちとみなさんの手で成功させましょう!
是非ご応募お待ちしております!!!