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外交青書の“慰安婦”記述に韓国が非難声明
7日の閣議で報告された今年の「外交青書」の内容について韓国政府は反発し、在韓日本大使館のナンバー2を呼び出し抗議した。
外交青書には、いわゆる従軍慰安婦問題について「韓国が日本の対応を求めているが、政治問題、外交問題化させるべきではない」と記述されている。これに対し、韓国外務省の報道官は7日午後、「慰安婦の被害者が強制的に連行され傷を負ったという歴史は消すことも修正もできない」と非難する声明を発表した。
その上で、ドイツのメルケル首相が「ドイツには過去の残虐行為を記憶する責務がある」と述べたことを引き合いに出し、「ドイツがなぜ尊敬を受けているか日本は自問すべきだ」と主張した。
韓国外務省は7日午後、日本大使館の金杉総括公使を呼び出して抗議した。
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