毛利蘭セレクション

March 08 [Sat], 2014, 9:52
名探偵コナンキャラクターセレクション
第2弾は毛利蘭セレクション


表紙はもちろん蘭ちゃん
これ結構前のイラストだけど、UPで蘭ちゃん見れて幸せ〜
手袋は新一からのクリスマスプレゼントですね

収録されている内容
【CONTENTS】
FILE.1 カラオケ殺人!
FILE.2 自殺か他殺か?
FILE.3 歌に秘められた謎
FILE.4 すれちがい
FILE.5 新一の恋人
FILE.6 名探偵 蘭!!
FILE.7 命の時間切れ!?
FILE.8 ついに見つけた!!
FILE.9 good-bye ジョディ
FILE.10 蘭の推理
FILE.11 信じられない結末
[少年サンデーコミックス「名探偵コナン」第5/7/8/42巻収録作品]

【スペシャルコラム】
・名探偵コナンキャラクタープロフィール 第2回 毛利蘭
・蘭 役/山崎和佳奈さんインタビュー

コンテンツは単行本を参照して下さい。
ここではキャラクタープロフィールの記事について記述します。

まずは毛利蘭のプロフィールから

■No.02 毛利蘭
―DATA―
・年齢:16~17歳
・身長:160cm
・体重:?kg
・誕生日:?
・所属:帝丹高校2年B組
・趣味:特になし(…と書いてありましたが、恋愛小説や三国志には詳しいかと思われます)
・特技:空手・料理

毛利蘭の豆知識
@憧れの人は、空手の元日本チャンプ・前田聡。
A水着は意外と大胆なものを好む。
B少年探偵団の評価によると「美人」で「安産型」で「オッパイでけー」らしい。
Cギャンブル運が非常に強い。
Dパンチの威力は、ボクシング経験のある20代男性より強い。
E誕生日は英理(10月10日生まれ)より前で、血液型は新一と同じ。

毛利蘭は『名探偵コナン』における不動のヒロインである。行方をくらました(事になっている)新一の帰りを健気に待ち続ける、幼馴染の美少女――もうそれだけでヒロインとしては十分なのだが、彼女の「ヒロイン性」はそれだけに留まらない。
 本項では、蘭の「完全無欠のヒロインぶり」について、細かく述べてみよう。

蘭の「外見的ヒロイン性」
毛利蘭は、一般的に「可愛い」「美人」と評される外見を備えている。スタイルも抜群で、親友の鈴木園子と一緒に出かけても、寄ってくるナンパ男たちはみな、蘭を狙うほどだ。30代中盤という年齢にして、いろんな男が寄ってくるほどの美女・妃英理(コナン曰く「すっげー美人」)が母親なのだから、当然とも言えるだろう。
 ただ蘭は、コナン(新一)が「すっげー美人」と評するタイプではないのがポイント。妃英理を筆頭に、コナンからこの評価を得た女性は何人かいるが、彼女達は可愛いというより美人タイプであり、年齢も雰囲気も大人っぽい場合が多い。これはつまり、一般論としての「美人」というより、新一の好みの女性、という意味で高いヒロイン性を備えている、と受け取る事ができる。(これ読んでて失礼だなって思いました^^;確かに英理さんと目は似てないけど、「天国へのカウントダウン」で小五郎さんが"若い頃の英理にそっくりだ"と言ってたし、鮫崎さんには"えらいべっぴんになったな〜"と評されてたのに新一が「すっげー美人」と評するタイプではない、と決めつけるのもどうかと)


蘭の「属性的ヒロイン性」
蘭は新一の幼馴染であり、青山剛昌作品においては、これだけで十分ヒロインといえる。というのも、青山剛昌作品では「幼馴染カップル」の成立比率がかなり高いのだ。『名探偵コナン』の中だけでも、小五郎と英理、平次と和葉、阿笠と木之下フサエ、白鳥と小林先生(これは結果論)など枚挙に暇がない。さらに、家事全般が得意で、コナンの身の回りの世話、新一の留守宅の掃除など、一般的に男性がしてほしい事を何でもしてくれる。世の男性の多くが、彼女や妻に望む事をきっちりこなしてくれるのだから、これはどこから見ても「ヒロイン」である。
 ついでに言うと、水着によるサービスショットや温泉での混浴など、コナンの前でのサービスが充実しているあたりも、「ヒロイン性」を高める役割を担ってるといえるだろう。お色気担当といえば、古来より重要なヒロインの役割の一つなのだ。


欠点もヒロイン性の1つ
冒頭で「完全無欠のヒロイン」と述べたが、これは蘭に欠点・弱点がない、という意味ではない。人間として完璧である事が、ヒロインとして完璧というわけではなく、弱点すら魅力に変えるのが、真のヒロインというものだ。
 蘭の最大の弱点として「お化け・怪談の類が苦手」というものがある。蘭は相手がお化けということになると、怖がってしまって自慢の空手技もその冴えも失ってしまう。

これは空手家としてはもちろん弱点だが、一般的に見れば「可愛げがある」という程度の事で、欠点というほどのものではない。むしろ、強い女の子が持つ意外な弱点、というものだ。物語序盤によく見られた、新一との関係を冷やかされるとムキニなって否定する、というのも、欠点というより「意地っ張りで可愛いんだから…」という範疇に収まるレベルといえるだろう。「気に入らない事があると腕力に訴える」というのもそうだ。嫉妬深いのも、それだけ新一に対する思い入れが強いから、と考えれば、むしろそれは魅力である。

蘭の中で最強の「ヒロイン性」
さて、ヒロインとしての蘭における最大のポイントと言えば何だろうか?それは、「待つ」にあるのではないかと筆者は考える。どれだけ長い間会えなくても、連絡がなくても、新一を信じて(時々、浮気を疑ったりもするが)一途に待ち続ける。寂しさに涙をこぼしながらも、決してその心が揺らぐことはない。その姿は、夫を支え家を守る貞淑な妻そのもの。いかに時代が変わり、女性の立場が変わったとしても、やはり男は心のどこかで、女性にそういったものを望んでいるのではないだろうか。
 見ているのが気の毒なほどの蘭の健気さで、男のハートをがっちり掴む――これもまた、ヒロインを形成する重要なファクターと言えるだろう。

蘭には男性の願望が詰まっている!?
いろいろ述べてきたが、簡単に言うと蘭は「男(そして恐らくは作者・青山先生)の「願望」がきっちり詰まったキャラクターなのである。自分好みの外見を持ち、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれて、ちょっとした弱点を持っている幼馴染――これを「完全無欠のヒロイン」と呼ばずしてどうするのか。ちなみに蘭に当てはまらない願望は、灰原哀・佐藤刑事あたりがしっかり補完してくれるので安心。読者諸氏の「ヒロイン願望」に幅広く対応するのが、『名探偵コナン』という作品なのだ。


毛利蘭「好きで待ってるわけじゃないんだよ…?」

山崎和佳奈さんのインタビューは次の日記に記述します
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