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トヨタ 終日の在宅勤務制度 導入4月2日 18時52分
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子育て中の女性にとって働きやすい環境を整備しようと、メーカー最大手のトヨタ自動車が1歳未満の子を持つ社員を対象に、原則として終日、在宅勤務できる制度を今月から新たに導入したことが明らかになりました。
トヨタは、子育て中の社員に1日4時間だけ出社して、残りの時間は在宅勤務できる制度を設けていましたが、子どもが幼い場合、出社が重い負担になっていました。
このため、今月から新たに導入した在宅勤務制度は、「事務職」と車の開発などにあたる「技術職」のうち、子どもが1歳未満で一定の勤務年数を経た社員が対象です。週1日、2時間だけ出社しなければなりませんが、それ以外の時間は在宅勤務が可能で、勤務の開始時間と終了時間の連絡を受けて、上司が勤務管理を行うことにしています。
メーカー最大手のトヨタがこうした在宅勤務制度を導入することで、日本企業にとって大きな課題となっている女性の活躍推進を後押しできるか注目されます。
このため、今月から新たに導入した在宅勤務制度は、「事務職」と車の開発などにあたる「技術職」のうち、子どもが1歳未満で一定の勤務年数を経た社員が対象です。週1日、2時間だけ出社しなければなりませんが、それ以外の時間は在宅勤務が可能で、勤務の開始時間と終了時間の連絡を受けて、上司が勤務管理を行うことにしています。
メーカー最大手のトヨタがこうした在宅勤務制度を導入することで、日本企業にとって大きな課題となっている女性の活躍推進を後押しできるか注目されます。
在宅勤務制度広がる
子育て中の女性社員を支援するため、民間企業の間で、在宅勤務制度を導入する動きが広がっています。
このうち、大手商社の三菱商事は、1か月当たり20時間を上限に在宅勤務できる制度を今月から試験的に導入することにしています。また、日産自動車は、子育てや介護を支援するため、平成18年から1か月当たりの勤務時間の半分を上限に在宅勤務できる制度を導入していますが、去年からほぼすべての社員に対象を広げ、1か月に40時間まで在宅勤務を認めています。このほか、日立製作所やソニー、三菱電機など、大手電機メーカーの間でも女性が仕事を続けやすくするために在宅勤務できるようにするなど、民間企業の間で在宅勤務制度を導入する動きが広がっています。
このうち、大手商社の三菱商事は、1か月当たり20時間を上限に在宅勤務できる制度を今月から試験的に導入することにしています。また、日産自動車は、子育てや介護を支援するため、平成18年から1か月当たりの勤務時間の半分を上限に在宅勤務できる制度を導入していますが、去年からほぼすべての社員に対象を広げ、1か月に40時間まで在宅勤務を認めています。このほか、日立製作所やソニー、三菱電機など、大手電機メーカーの間でも女性が仕事を続けやすくするために在宅勤務できるようにするなど、民間企業の間で在宅勤務制度を導入する動きが広がっています。