Linux Daily Topics
2015年4月7日 Debian 8が間もなくリリース,どう出る "Devuan"?
2年ぶりとなるDebianの新バージョン"Jessie"こと「Debian GNU/Linux 8」は4月25日に正式リリースが予定されている。現在,開発チームはその日に向けて最終段階の調整に入っており,バグフィクスに余念がない状態といえる。
DebianのバージョンアップはUbuntuなどDebianをペアレントとする多くのディストリビューションに影響を与えることになるが,そんな中でLinux界隈の一部ではDebianからフォークしたその名も「Devuan」のリリースに注目が集まっている。
Devuan(Dev-Oneと発音する)は,Jessieからはデフォルトの起動システムにsystemdを採用するとしたDebianの決定に反対したメンバーがDebianからフォークし,新たに立ち上げたプロジェクトだ。「systemdの依存性の強さはディストリビューションとしての自由度を損ねる」としてDebian本体と決別,最初の安定版のリリースを目指して開発が行われている。
現在,開発コード"Ceres"の下で最初のバージョンを開発中とのこと。Ceresというコードネームは太陽系の準惑星セレスにちなんで付けられており,Debianのマイナー版という意味を込めて,今後も太陽系の小惑星/準惑星をコードネームに冠していくという。また,起動システムだけでなくデスクトップ環境もDebianとは異なる選択をしているようで,デフォルトのデスクトップとしてXfceを選択している。
Jessieのリリース後に少しずつ姿を見せるであろうDevuanだが,どうにもWebサイトが見にくい。起動システムにもデスクトップ環境にも主張があるのはよいが,まずは読みやすいサイトにしてくれないと,せっかくの主張も伝わらないと思うのだが。
バックナンバー
Linux Daily Topics
- 2015年4月7日 Debian 8が間もなくリリース,どう出る "Devuan"?
- 2015年4月1日 Ubuntuのsystemd転向が呼ぶ波紋