朝日と読売の違いで分かる沖縄基地問題。
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今朝の読売新聞と朝日新聞のweb版を読むと、
表現に雲泥の差があります。
昨日の翁長沖縄県知事と菅官房長官の会談の内容です。
菅官房長官「粛々と」に沖縄知事「上から目線」
2015年04月05日 22時56分 読売新聞デジタル 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、菅官房長官は5日、那覇市内のホテルで、沖縄県の翁長おなが雄志たけし知事と、昨年12月の知事就任後では初となる会談を行った。
菅氏は普天間飛行場の名護市辺野古への移設に理解を求めたが、翁長氏は反対する考えを改めて表明した。
約1時間に及んだ会談で、両者の主張は平行線をたどったが、今後も対話を続ける方針では一致した。
政府と沖縄県の対立が深まる中、政府としては「知事との会談にも応じない」との批判が強まることを防ぐのが今回の会談の狙いだったとも言える。
会談の冒頭から30分間は報道陣に公開され、残りは菅、翁長両氏だけで行われた。
菅氏は会談の公開部分で、「日米同盟の抑止力の維持、普天間飛行場の危険除去を考えた時に、辺野古移設は唯一の解決策と考えている。
政府としては、住民の生活や環境に配慮し、工事を粛々と進めている」と述べ、2013年末に同県の仲井真弘多ひろかず前知事が出した辺野古の埋め立て承認に基づき、移設を進める政府方針に変更がないことを伝えた。
また、13年末に安倍首相が前知事に表明した21年度まで3000億円台とする沖縄振興予算の確保について「約束は守っていきたい」と述べた。
また、基地負担の軽減に努力する考えにも時間を割くなど、沖縄への配慮を随所に示した。
これに対し、翁長氏は、「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れ、怒りは増幅していくのではないか」と反発。
その上で、「辺野古の新基地は絶対に建設することができないという確信を持っている」と述べ、移設計画の中止を求めた。
翁長氏は安倍首相と早期に会談したい考えを伝えたが、菅氏は明言を避けた。
ただ、菅氏は会談後、記者団に対し、「沖縄の考え方を聞く中で、進めていきたい」とも述べた。
という内容です。
太字の基地負担の軽減に努力する考えにも時間を割くなど、沖縄への配慮を随所に示した。
というところが、今までの沖縄県民には、金を与えてやったじゃないかという上から目線の札びら攻勢だということが図らずも分かります。
◇
攻めた翁長氏「政治の堕落ではないか」 菅長官と応酬
朝日新聞デジタル 4月6日(月)7時31分配信 ようやく実現した菅義偉官房長官と沖縄県の翁長雄志知事による5日の会談は、厳しい空気に包まれた。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設への理解を求める菅氏に、翁長氏は口を極めて反論。
辺野古移設をめぐる対立は収まりそうにない。
「30分で、何か言い尽くしたような感じがしました」。 那覇市のホテルでの会談後、翁長氏は満足そうに報道陣に語った。
事務方も同席しない2人きりの会談は1時間。
冒頭から10分間程度を報道陣に公開する予定だったが、菅氏、翁長氏の順に約15分ずつ持論を述べ、30分余りが公開された。
翁長氏は辺野古移設を「唯一の解決策」とする菅氏に徹底的に反論した。
菅氏が辺野古移設の根拠とした「普天間の危険性の除去」については、「普天間も含めて基地は全て強制接収された。
普天間は危険だから、危険除去のために沖縄が(辺野古で)負担しろと。
こういう話がされること自体が、日本の政治の堕落ではないか」。
70年前の沖縄戦で奪われた土地を返してもらうために、なぜ沖縄が基地を提供するのか、と問いかけた。
◇
基地は全て強制接収された。(この部分が読売新聞には無い)
のであり、沖縄県民が使ってくださいとお願いした土地ではないということ。
この太字の部分が沖縄県民が語っている原点だということを安倍内閣は全く知らないのだろうと思う。
朝日と読売の報ずる内容もこと、沖縄基地の問題では表現に雲泥の差があるようです。
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