【シングル】クレッフィグライ雑感


シーズン4最後にレートを上げるために使った寄せ集め。

流石にレート2000にすら到達してないのは不味いと思いボックスのポケモンをかき集めて色々と試した結果いつものに。

戦績はぶっちゃけたいしたことないけど最近ろくに構築公開してないので公開。





個別解説





ゲンガー@ゲンガナイト
N:159-63-88-151-96-178
M:159-63-108-191-116-200
シャドボ きあいだま おにび みちづれ


いつもの。
クレッフィグライゲンガーにおいて最も重要なのは邪魔なポケモンを的確にゲンガーで葬れるかである。
・・・ということは相手も分かっていてそれに合わせて立ち回ってくるため、実はあまり選出しなかった。

結果的にゲンガーを選出しなかったことでゲンガーを想定した選出を崩した場面が多く「ゲンガーを使わない」という強力な択を取れることはこの構築におけるとても重要な点である。

僕自身メガゲンガー自体は最強のメガシンカであるとは考えているが、「ゲンガーで特定のポケモン処理する」という立ち回りはなるべくするべきではないというのが持論である。よって、「ガルーラをゲンガーで始末する」という前提のクレッフィグライゲンガー選出はするべきではないと思っている。

いっそヘドゲンにしてもいいかもしれない。





リザードン@リザードナイトX
ようきHS(実値忘れた)
おにび ニトチャ ドラクロ 羽休め

この並びと相性がいいのは知っていたがここまで強いとは・・・、というのが正直な感想。

回復ソースは羽休めだけだが、クレッフィグライと噛み合った耐性と鬼火により凄まじいゾンビっぷりを見せつけてくれた。
ニトチャによるS上昇、電気タイプへの圧倒的な強さ、特性によるそこそこの火力と痒いところに手が届くのも素晴らしい。

更に表のメガ枠であるゲンガーが圧倒的な選出縛り性能を持っていたこともあり、マークされずに好き勝手暴れることができた。

今回のMVP、選出率もぶっちぎり。



クレッフィ@たべのこし
161-*-133-*-122-106
いばる みがわり イカサマ でんじは

多分一番選出しなかったポケモン。
オーロットという別の強力な勝ち筋を用意できたこと、天敵だらけのバシャサンダーやラムガブ、イカサマに対して数値詐欺をするクチートの流行などにより選出する気が完全に失せてしまった。

この枠の他の選択肢としてエンテイを考えていて、残飯まもみが聖なる炎地ならしエンテイを獲るためにHGを起動したらロムが壊れていた、現実は非情である。



グライオン@どくどくだま
177-116-161-*-124-122
ギロチン じしん まもる みがわり

こっちもいつもの。
だいぶメジャーになったHDグライオンだが、いまだにチョッキニンフィアを後だしされる、意地ガブのハチマキ地震確定耐えのニンフィアは地震で確3なのでギロチンするまでもなく落ちる。
オーロットを採用したこともあり、HBにしたいと感じたことは全くなかった。


XY環境になってかなりの時間が経ったが、その間グライオンが環境的に弱くなったことは一度もないと思う。

ギロチンか封じかの選択肢だがクレッフィグライで封じを選ぶメリットはあまりないのでギロチンで確定で良い、毒は論外。



オーロット@オボンのみ
腕白HB特化(図太い推奨)
のろい やどりぎ まもる みがわり

新たに投入したハメ枠。
従来のメガガルーラ処理に対するゲンガーへの依存性の解消を目的として採用。
コイツのグライオンとクレッフィと比較した最大の強さはその処理速度と起点に成りにくさであり、一言で言うなら「呪いつええw」である。
また、ガルーラをハメにいける数少ないポケモンであり、臆病ガルーラの冷凍ビームぐらいまでわりとなんとかなるのもgood。

3匹ハメ系のポケモンを固めたがこいつが一番ハメ性能が高かった。
ただし収穫なしが5ターンぐらい続くとやるせない気分になる。



パルシェン@おうじゃのしるし
143-149-201-*-67-114
つららばり ロックブラスト こおりのつぶて からをやぶる

からやぶマン。
対面で破れそうな相手がいなくても破れば全抜きできる相手ならクレッフィで威張って強引に破りにいく。

こいつの自体のスペックも高いのだが呼ぶポケモンがハメやすいポケモンばかりなのが文句なしで優秀。

個人的にはクレッフィ+グライオン+パルシェンまではほぼ確定枠といえるぐらいには信用している枠。

持ち物についてはポリ2やクレセを突破する可能性を持てる印を採用している。
ただ破ってもエルフーンやバシャーモを殺しきれないのは流石にキツかったのでそのうち珠で使うかもしれない。
かといって珠にすると今度は努力値が足らなくなるのだが・・・。






総括

クレッフィグライオン+何かで対応する構築のはずがゲンガーとクレッフィが見せポケ化するというよくわからない構築になってしまった。



かなり長い間クレッフィグライオンを回してきたが、そろそろクレッフィは潮時ではないかと感じた、代役として考えたエンテイグライオンオーロットはかなり面白そうに感じたのでそのうち試したい。





クレッフィグライオンの雑感


いわゆるクレッフィグライオン構築の1使用者としては巷で言われている「クレッフィグライオン+何か」であらゆる並びに対応できるという考えには否定的で、ゲンガーやクレッフィは見せポケとして使えるからこその強さがあると思っている。


なぜそうなるかといえば、これはもう「クレッフィのスペックの低さ」という一点が原因であり、威張るを軸とする“一回は被弾する”という前提の戦術をするにはクレッフィの数値が足らず、オーロットやグライオンと比較すると後だしを許さないと言えるスペックが足らないのである。


また、グライオン、パルシェンは「運ゲーするまでもなく勝てる」場面も多いけど「どうしようもない場合は運ゲーできる」のに対し、クレッフィは威張らなくても勝てる場面がほとんどなく、これも信用の低さに繋がってしまう。

とはいえ、先手威張るの絶対的な運ゲーの押し付け性能は圧倒的であり、単純に自分が使いこなせてないかあるいは選出してなくても選出制限を相手に強いていたのかもしれない。

シーズン5はクレッフィを抜いて別のポケモンをいれるつもりなので、その辺りはクレッフィ抜きを試してみないと分からないだろう。







構築うんぬんよりクレッフィグライオンについての感想文になってしまったが、完全な寄せ集め構築なので勘弁してください。
質問はTwitter@drillTQまで。

貯まってるコメント返信もそろそろなんとかします。