渡辺麻友、「脱アイドル」を宣言＝主演ドラマで「壁を乗り越え、殻を破りたい」

「戦う！書店ガール」の制作発表会見に出席した渡辺麻友。このドラマを通じて「『脱アイドル』ができるように頑張ります」と語った＝６日、東京

　AKB48の渡辺麻友が6日、稲森いずみと共に主演する連続ドラマ「戦う！　書店ガール」（フジテレビ系）の制作発表会見に出席した。渡辺が深夜帯以外の連続ドラマに主演するのは初めて。撮影では「いろいろな課題や試練にぶつかりながら自分の未熟さを痛感し、悩みながら挑戦を続けている」そうで、「『脱アイドル』ができるように頑張ります」と宣言した。

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　渡辺は司会者に「今、何と戦っている？　」と質問され、「『アイドルの壁』ですね」と回答。「このドラマの現場は、AKB48のメンバーとしての活動とは全く違う世界。大きな役を頂けてすごくうれしい半面、喜怒哀楽が激しい役なので演じるのが大変」などと自身の現状を語った。

　その上で、「アイドルの壁とぶつかりながらも、それを乗り越えて殻を破りたいと思っている」ときっぱり。「今が一番の頑張り時だと思うので、今まで以上に気合を入れています」と力を込めた。

　渡辺は撮影を通じて、ベテランの稲森から演技について学ぶことが多いといい、「表情や仕草、目線の使い方など、全てが勉強になる」。これに対し、稲森は「（渡辺は）プロ意識が高く、黙々と穏やかに頑張っている」などと応じていた。

　ドラマは碧野圭の人気小説が原作。老舗書店で働く20代と40代の女性2人が、仕事や恋愛を通じて成長していく姿が描かれる。出演はほかに、千葉雄大、大東駿介、鈴木ちなみら。放送は14日から。