三つ子たちとちょっぴり不器用なママ(その2)

不妊治療の末、三つ子を26週で早産しました。

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たかがクロミッド、されどクロミッド。。。

2006年07月16日 09時40分34秒 | 不妊治療
低温期9日目、体温36.35(昨日は36.27)

クロミッドは今日で終了
お陰さまで、低温期ながら安定した体温を維持することができました

心配していた副作用はやっぱりありました。
私は情緒障害が起きちゃうんだけれど、特に一昨日、昨日がひどかった。。。

クロミッドで必然的に生じる顕著な副作用とは、
放心状態(意識が飛ぶ。失神することもある。)
情緒不安定(喜怒哀楽の怒哀が目立つようになる。)
究極的には、動悸や息切れがして過呼吸になってしまう。

もちろん、不妊治療をするまではこんなことはなかったから初めて飲んだときは、
それはもうビックリ
私は、先天的な「脳の機能不全」という持病があるので、
ホルモンバランスをいじる事がどれだけ危険なことなのか親はよく理解していたらしいけれど、
少なくとも私は知らなかった。
だから、ステロイド剤を服用することを親に報告したときなどは親は卒倒しそうになった(らしい)。
だって、主として引きあいにだされる副作用が「情緒障害」だから。。。


素人判断だけれど、脳の一部が先天的に欠落しているワケだったら、他に影響が出でもおかしくないんじゃないかと思ってる。

こんなことをいろいろ考えるようになって、私の不妊観は変わった。
1.卵の成長および排卵のコントロールがスムースにいかない。
2.排卵期のオリモノの分泌および質の不全。
3.黄体機能不全
4.男性ホルモンの過剰分泌。
これらは全て脳がコントロールするもの。

中核が先天的に不全(しかも不治)であれば、当然本来的に備わっているはずの妊娠機能も不全になっちゃうことって自然じゃない。



で、最近になって悩むことがあるの。
子供をつくるのやめようかなって。駄目だね、わたし。

私の持病は半分の確率で遺伝するらしいと聞いたことがある(ホントかな?)。
私は幸いにも運よく病気に発展しなかったケースなんだけれど、
私から生まれてくる子供は重症化し、脳に関するいろんな病気を併発する確率が高いらしい。
つまり、脳の障害、先天的に情緒や知能に障害を抱えちゃったりするわけで。。。

加えて、私が不妊治療のために、持病の症状を抑える複数の薬を常時服用している現実がある。
当然妊娠したときの問題も考えなきゃいけなくなるわけで。。。
現状として、先天的な奇形、心臓に障害を持って生まれてくる可能性があることは否定できない(一応、病院で対処しているけれど)。

そこまでして子供を産む必要があるの?
親族の間では、こんな話題が持ち上がる。

そんなこと言われちゃうと、さすがの私も気持ちが少し揺らぎ始めちゃって。。。
そんな時、夫がイイこと言ってくれたの。
これら全ての可能性を受け入れてでも、二人の子供が欲しい。
どんな子としてで生まれてきたとしても一緒に育てよう。
いろいろ手がかかるような状態だったら、時間的にもっとユトリのある仕事に転職するよ。って。

嬉しい言葉なんだけれど、やっぱ複雑。
だって、この人(夫)は私と結婚しなかったらこんなことに悩まずにすんだわけだから。
私は悪い気がするの。

この世の中には私と同じ悩みを持っておられる方はきっとたくさんおられると思う。
私の持病は、成人の2%〜5%程度(たぶん)にしか認められていない、不治の障害。
しかも今の社会ではまだ十分な理解、体制が行き届いていない現状がある。

ネットに公開されているブログでも、私と同じ持病をかかえる方々の日々の苦労などが書き記されているものが沢山見受けられるけれど、
私はここであえて「不妊治療」という角度から捉えたいと思う。

前向きにがんばんなきゃね。
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