てぃーだブログ › 平和こそ我が命

 翁長・菅会談 自治の抑圧 即時やめよ! 

2015年04月07日

Posted by kyutono9 at 00:29 Comments( 0 )

   杉浦公昭 

<琉球新報 社説>      2015年4月6日より
 翁長・菅会談 自治の抑圧 即時やめよ 辺野古移設の断念を

 「キャラウェイ高等弁務官の姿が思い出される」
 就任以来ようやく実現した菅義偉(よしひで)官房長官との会談で、翁長雄志知事が言い放った。かつて米国の軍事植民地に置かれた沖縄に君臨したキャラウェイは「(沖縄住民の)自治は神話でしかなく、存在しないものだ」と語り、強権を振るった。翁長知事はキャラウェイに重ねて安倍政権を批判した。沖縄の戦後政治史の中で、これほど強い言葉はないだろう。...
 名護市長選、知事選、衆院選で示された辺野古移設反対の民意が存在しなかったかのように振る舞うことは「自治は神話」で日本は独裁国家と言うに等しい。

「政治の堕落」
 それにしても来県した菅官房長官が知事に語った言葉は軽すぎる。「辺野古(移設)を断念することは普天間の固定化につながる」と述べ、移設作業を「粛々と進めている」と語った。
 辺野古移設を「唯一の解決策」と言い張ることは、県外に移設先を求めない日本政府の怠慢でしかない。第3次安倍内閣で防衛相に就任した中谷元氏が2014年3月、県外での反対や抵抗によって沖縄の基地の分散は難しいとの認識を示した。中谷氏は「分散しようと思えば九州でも分散できるが、抵抗が大きくてできない」「理解してくれる自治体があれば移転できるが『米軍反対』という所が多くて進まないことが、沖縄に(基地が)集中している現実だ」などと答えている。
 民主党政権の最後の防衛相だった森本敏氏も海兵隊の普天間飛行場の移設先について「軍事的には沖縄でなくてもよいが、政治的に考えると沖縄が最適」と発言している。知事が指摘するように県民は「粛々」という言葉に決して脅かされないだろう。
 看過できないのは、なぜ知事にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)沖縄誘致の話を持ち出すのか。USJは民間企業である。まるで国営企業のようではないか。勘違いも甚だしい。あまりにも露骨な懐柔策だ。
 知事は普天間飛行場が沖縄戦の最中に住民から土地を奪って建設された史実を語った。戦争中に民間地の奪取を禁じるハーグ陸戦条約に違反する行為であり、日本が降伏した時に、返されるべき施設である。それを70年もの長きにわたって占拠し続ける米国の異常さを認識すべきである。
 代替の新基地を求めること自体もっての外だ。日本政府が米国の不当行為に加担して、普天間の危険性除去のために沖縄が負担しろというのは、知事が主張するように「日本の政治の堕落」でしかない。

「弊履」のような扱い
 キャラウェイの圧政に屈せず、沖縄県民は自らの代表を自ら選ぶ「主席公選」を勝ち取った。当選した屋良朝苗氏は、日本復帰に際して基地のない平和な沖縄県を目指した。1971年「復帰措置に関する建議書」を抱えて羽田空港に降り立ったとき、衆院沖縄返還協定特別委員会は、与党自民党が数の力で返還協定を強行採決していた。復帰後も米軍による基地の自由使用が決まった。
 このとき屋良氏は破れた草履を意味する「へいり(弊履)」という言葉を使い「沖縄県民の気持ちと云(い)うのはまったくへいりの様にふみにじられる」(11月17日付日記)と憤激した。安倍政権の沖縄に対する姿勢はこの言葉と重なる。
 翁長知事は菅氏に、安倍政権は辺野古が唯一の解決策のように国民を「洗脳」していると批判した。政府が基地の縮小を持ち出すことについて見掛け倒しで実現しない「話のごちそう」と突き放した。
 県民の民意を体現して知事が繰り出す言葉は非常に重みがある。菅氏はその重みを受け止め、辺野古移設が不可能だと認識すべきだ。
 そうでなければ、菅氏の来県は元知事の平良幸市氏が沖縄を訪問した国会議員団の主体性を疑問視し非難した「何のかんばせ(顔)あって相まみえんや」となる。




翁長対菅会談、道義と道理は沖縄側にあり。

2015年04月06日

長対菅会談、道義と道理は沖縄側にあり。

杉浦公昭

 米軍が銃剣とブルドーザーで土地を強奪し、世界一危険な飛行場を作っておいて、撤去してほしいとの住民要求に「代替地をよこせ、よこさなければ居座るぞ」と言うのは強盗の論理だ、これを日米政府の特別委員会(SACO)合意で見市目推進してきたのは日米強盗集団の行為と非難すべきところを「日本の政治の堕落ではないか」批判する翁長氏に守礼の島の長らしさを感じました。

 これに引き換え、昨年、沖縄で、辺野古移設を争点として行われたわれた選挙を「争点は辺野古だけではなかった」とうそぶいた管氏に非民主的権力者としての非礼と愚かさを感じました。明らかに道義と道理は沖縄側にあることが改めて示されました。

 世界では、武力(暴力)を前提とする外交は時代遅れになりつつあります。差別と諸悪の根源となっている米軍基地は沖縄だけでなく、全日本から撤去すべき時が来ていると感じています。武力を前提にする日米安保をやめ、武力を前提にしない日米友好条約に切り替えて行きましょう!

「キャラウェイと重なる」 知事、弁務官例え批判 菅官房長官と初会談 2015年46

     初めての会談に臨む翁長雄志知事(右)と菅義偉官房長官(左)=5日午前9時35分ごろ、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 翁長雄志沖縄県知事と菅義偉(よしひで)官房長官は5日、那覇市内のホテルで会談した。米軍普天間飛行場移設問題に関し、菅氏は「辺野古移設を断念することは普天間の固定化にもつながる。(仲井真弘多前知事に)承認いただいた関係法令に基づき、辺野古埋め立てを粛々と進めている」と説明した。翁長氏は「『粛々』という言葉を何度も使う官房長官の姿が、米軍軍政下に『沖縄の自治は神話だ』と言った最高権力者キャラウェイ高等弁務官の姿と重なる。県民の怒りは増幅し、辺野古の新基地は絶対に建設することはできない」と強く批判した。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の阻止を公約した翁長氏が知事に就任した2014年12月以降、官房長官が翁長氏と会談したのは初めて。

 会談冒頭、菅氏が先に発言し、政府が取り組んできた基地負担軽減策や今後予定している経済振興策などを説明し「沖縄の皆さんと連携しながら信頼感を取り戻させていただきたい」と辺野古移設に理解を求めた。

 それに対し、翁長氏は沖縄の民意に触れ「私と前知事の政策の違いは埋め立て承認以外になく、埋め立て承認の審判が知事選の大きな争点だった。10万票差で私が当選したことは辺野古基地反対の県民の圧倒的な考えが示された」と説明した。

 日米安保体制の重要性は認識しているとした上で「基地建設のために土地を強制接収され、県民は大変な苦しみを今日まで与えられてきた。そして普天間飛行場は世界一危険になったから『危険性除去のために沖縄が負担しろ』と言う。(反対すると)『日本の安全保障はどう考えているんだ』と言う。こんな話が出ること自体、日本の政治の堕落ではないか」と批判した。

 さらに「(辺野古新基地)建設途中で頓挫することで起こり得る事態は全て政府の責任だ。辺野古(移設)ができなければ、官房長官もラムズフェルド元国防長官も世界一危険だと言う普天間飛行場が固定化されるのか聞かせてもらいたい」と突き付けた。

 翁長知事は今後、岩礁破砕許可取り消しなど知事権限の行使を視野に入れながら、政府との協議を続けていく構えだ。

 会談は約1時間行われ、冒頭約30分が公開された。非公開部分は事務方を入れず、翁長氏と菅氏の2人だけで意見を交わした。




本日のニュースの焦点、翁長・菅会談!!

2015年04月05日

本日のニュースの焦点、翁長・菅会談!!

 杉浦公昭

 今まで民意を無視した政府代表に抗議する民衆の姿ばかり見てきたせいか、民意を無視した政府代表に、民意に基づき敢然と立ち向かう知事を激励して「頑張れ、頑張れ!翁長」のコールで送り出す民衆の姿に感動しました。沖縄の・日本の民主主義の素晴らしい1ページを見せて頂きました。何としても、こうした民衆の盛り上がりを本土でも作って行きたいと思います。

---------------------------

 翁長知事との面談を終えた菅官房長官を待ち受ける県民、市民。新基地建設反対の県民の声をぶつけたくて、今か、今かと待ち受けています。
 どんどん参加者が増えています。

 翁長知事「新基地できないと確信」 菅官房長官と初会談 
  2015
45 10:35 沖縄タイムス+

翁長雄志知事は5日午前、来県中の菅義偉官房長官と那覇市内のホテルで会談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について「辺野古の新基地は建設できないと確信している」と強調した。

その上で、菅氏が辺野古移設を「粛々と進める」と繰り返す表現に対し「問答無用と感じる。上から目線の言葉であり、使うほど(県民の)怒りが増幅するのではないか」と批判した。

一方、菅氏は「辺野古移設は、普天間の危険性除去と抑止力維持の双方を満たす唯一の解決策と政府は考えている。断念すると普天間の固定化にもつながる」と述べ、辺野古移設を推進する考えに変わりのないことを強調した。

twitter.com|作成: 琉球新報辺野古問題取材班

琉球新報辺野古問題取材班

https://twitter.com/henok…/status/584543671011291137/photo/1

https://fbexternal-a.akamaihd.net/safe_image.php?d=AQCtmCYKUSs8oX5u&w=470&h=246&url=https%3A%2F%2Fpbs.twimg.com%2Fmedia%2FCBy3XnkUkAAI9mH.jpg%3Alarge&cfs=1&upscale=1&sx=0&sy=18&sw=1023&sh=535

 

琉球新報辺野古問題取材班 on Twitter

翁長雄志知事は5日、会談後、記者団に「基地問題で後退することはない」とし、新基地建設に引き続き反対する考えを示しました。さらに「対話は続ける。辺野古移設を中止して対話に応じてほしい」と話しました。写真は知事と官房長官の会談の様子です。

議論は平行線 知事「とっかかりに」 菅氏「話し合いの第一歩」45

 菅義偉官房長官と翁長雄志知事の初会談は5日、那覇市内のホテルで約1時間行われた。会談後、両氏はそれぞれ非公開部分の議論の内容や互いの印象などについて報道陣の取材に答えた。
 菅官房長官は「知事と率直な意見交換ができて、話し合いをするための第一歩になった」と述べ、辺野古移設に向けて県へ理解を求める立場をあらためて強調した。安倍晋三首相との面談を知事から求められたことについて「具体的にどういう形かまだ聞いていない。沖縄側の考えを聞く中で進めていきたい」と述べた。
 翁長知事は、国と議論していく契機になったかと記者団に問われ「平行線ではあったが、とっかかりにしないといけないだろう」と答えた。会談した印象については「長官からすると大変きつい話だっただろう。しっかり聞いてはいたが、どのように心の中でそしゃくしたかは読めなかった」と語った。【琉球新報電子版】                                  会談後正面玄関から出てきた知事は県民とにこやかに握手した。しかし、菅官房長官は裏口からこそこそ逃げたらしい!?




菅氏は、辺野古新基地への「民意分からぬ」と。

2015年04月04日

 今日は、 地方選のビラ配りなど忙しい中、所々満開の桜が見られる川越の街を「大人の責任」「孫子のために」再稼働反対」「声を上げよう」「ジュゴンの海に」「基地をつくるな」と腰痛をいたわり (左2人目が杉浦公昭)参加しました。




 

菅氏は、辺野古新基地への「民意分からぬ」と述べた

  菅氏は、辺野古埋め立て問題で「民意分からぬ」のではなく、「民意を分かろうとしない」、「民意を無視する」ということです。 即ち民主主義を無視する官房長官と言うことです。

彼の言葉を借りれば、正に「この期に及んで」突如沖縄県の翁長知事に会うと言いだした。


これは、4月末に安倍首相がオバマ大統領に会う際、安倍政権が辺野古埋め立て阻止を決意したオール沖縄の民意を無視して、話し合いさえ拒否し続けている子供っぽい態度をとっていることを非難されては困るので、一種のアリバイ作りのために会うに過ぎないことは見え見えです。


民主主義に基づく県民・国民の民意が民主主義のイロハさえ知らない安倍政権を追い詰めている結果と考えられます。

 (琉球新報によれば、4日、座込み市民を激励に訪れた稲嶺名護市長も「追い詰められているのは、官邸の方だ」と力強く語ったと言われます)

地方選挙でも安倍自公政権はを追い詰め、オバマ大統領への苦いお土産にしょうではありませんか?

----------------------------------------

沖縄タイムス201544日より

 菅氏、選挙結果を実質否定 新基地「民意分からぬ」

9秒で丸わかり

·        菅官房長官が、辺野古新基地への県民の賛否は分からないと述べた

·        県知事選や衆院選も新基地建設の是非が争点ではなかったと述べた

過去の知事や市長が合意し、閣議決定したものと正当性を主張した。

東京】菅義偉官房長官は3日午後の会見で、名護市辺野古の新基地建設について県民の中に賛成、反対のいずれの意見が多いかという問いに対し「それは分かりません」と述べた。新基地建設が最大の争点となった名護市長選や知事選、衆院選で建設反対の候補が全て勝利したことについても、新基地建設の是非ではなく「総合的な政策の中で選ばれた」と述べ、各選挙の結果が建設に反対する「民意」という考え方を事実上否定した。

 菅氏は民意を分からないとする一方で、「沖縄県知事と名護市長が移設に合意した事実があり閣議決定した。行政は継続性がある」と強調。合意した施設や当事者、移設条件が異なる過去の事例を引き合いに新基地建設を進める正当性を示した。

 2日の会見で菅氏は、辺野古移設に反対する人と対比させて「普天間飛行場の危険性除去を一日も早く解決してほしいとの多くの民意がある」と発言していた。

 この発言の真意について3日は「現場で代表者に会い、普天間の危険性除去をなんとかしてほしいというのが沖縄県民の大きな声」と説明し、危険性除去のため「辺野古移設が唯一の解決策ということを翁長知事との会談で話したい」と述べた。




学者文化人が「辺野古中止を」緊急声明!

2015年04月02日

 学者文化人が「辺野古中止を」緊急声明

  杉浦公昭

 私の友人の斎藤紀代美(沖縄一坪反戦地主)さんから岩波の岡本さん→内田弁護士で届いたメールが転送されて来ました。
 中身は「辺野古米軍基地建設に向けた埋立工事の即時中止を要請する!」の声明文にご賛同いただきたい、との要請です。
 一人でも多くの方の賛同をお願いします。
 署名サイト( 短縮 URL   http://mcaf.ee/a2gd9 ) Ctrtキイを押しながらクリックしてください。 

<緊急声明>

「辺野古米軍基地建設に向けた埋立工事の即時中止を要請する!」

私たちは、沖縄での辺野古米軍基地建設をめぐる問題に、重大な関心を寄せてきました。沖縄県民の意思は、もはや明確です。昨年20141月の名護市長選挙では、同米軍基地建設反対を公約する稲嶺進氏が再選、11月の県知事選では、同じく建設反対を明言する翁長雄志氏が、10万票もの大差で、現職の仲井真弘多氏を破り、12月に行われた総選挙では、小選挙区すべてで建設反対候補が勝利しました。思想・信条を超え、また政治的・党派的違いを超えた「オール沖縄」で、辺野古米軍基地建設には、「NO」という県民の強い意思が示されたのです。


にもかかわらず、安倍政権は、仲井真前知事が2013年暮れ、公約を翻して行った公有水面埋め立て承認を盾に、強引に埋め立て工事を進めています。こうした政府の行為は、沖縄県民の意思を侮辱し、日本の民主主義と地方自治の根幹を破壊する暴挙です。


新知事は、「普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立承認手続に関する第三者委員会」(以下「第三者委員会」)を設置することを決め、仲井真弘多前知事が行った公有水面埋立承認手続に法律的な瑕疵がなかったかどうか、検証を始めました。つまり、埋立承認、あるいはその根拠となった環境アセスメントの正統性が崩れる可能性があるということにほかなりません。まともな民主主義国の政府であれば、少なくともこの検証期間中、埋立工事を中断するのが当然です。


翁長県知事は323日、新たな決断を下しました。ボーリング調査を含むすべての作業を停止するよう、沖縄防衛局に指示したのです。この指示に従わない場合、辺野古沿岸の岩礁破砕許可を取り消すことを視野に入れたものです。


このまま強引に工事を進めれば、沖縄県民との深刻な衝突や将来にわたる本土への不信の醸成が懸念されるだけでなく、日本という国に対する、内外からの信用が地に堕ちることになるでしょう。


私たちは、翁長新知事の基地移設拒否の立場を支持し、今回の知事の作業中止指示と岩礁破砕許可取り消しについても、全面的な支持を表明するものです。私たちは、次の諸点について強く要請します。

  1. 日本政府は、海底ボーリング調査を含む、辺野古埋立にかかわるすべての行為をただちに中断すべきである。政府が埋立の根拠とする仲井真前知事の「埋立承認」は、すでに沖縄県民によって拒否されている。

  2. この間、日本政府は、沖縄の総意を代表する翁長新知事との面会さえ拒絶しているが、これは、日本国憲法が保障している地方自治と民主主義の精神を否定するものである。民意の尊重が、民主主義の原点である。日本政府は、翁長新知事による面会要請を誠実に受け入れ、本件に関する真摯な協議に応じるべきだ。

  3. 日本政府には、自ら掲げる「地方創生」のスローガンを実践し、沖縄県に基地問題解決と自立経済建設についての実権を移譲するよう、要請する。

  4. 環境大臣には、今回の辺野古米軍基地建設に向けての埋立事業に関する環境影響評価書(辺野古アセス評価書)の内容に対して、環境保全上の見地から適切な意見を述べるべき責任がある。とくに辺野古地域・沿岸地域は、沖縄島の環境保全指針で「自然環境の厳正なる保護を図る区域」(ランクⅠ)とされ、ジュゴンをはじめ絶滅の恐れがある多様な生物種が生息する貴重な海域である。今回の埋立工事等による自然形状の人為的な変更や破壊によって不可逆的で取り返しのつかない絶対的損失がもたらされる恐れがきわめて高い。環境大臣には、世界遺産の候補にもなっている誇るべき沖縄の美しい海域を保全する重大な責務を果たすよう、ここに強く要請する。

  5. 沖縄県民の辺野古新基地建設拒否の意思の背景には、日本全体の06%に過ぎない沖縄に、74%もの米軍基地が押し付けられている現状への不満、憤りがある。日本国民には、この構造的差別ともいえる現状を直視し、日本の安全保障の問題は、その負担も含めて、日本全体で考えていくべきことを要請する。

201541

              浅岡美恵(弁護士)             

                                  淡路剛久(立教大学名誉教授)

礒野弥生(東京経済大学教授)
内橋克人(評論家)
遠藤誠治(成蹊大学教授)
大江健三郎(作家)  
                  加茂利男(立命館大学教授)
                  川瀬光義(京都府立大学教授)
                  古関彰一(独協大学名誉教授)
                 小森陽一(東京大学教授)
                 斎藤純一(早稲田大学教授)
                 高橋哲哉(東京大学教授)
                 千葉 眞(国際基督教大学教授)
                 寺西俊一(一橋大学特任教授)
                 中野晃一(上智大学教授)
                 西川 潤(早稲田大学名誉教授)
                 西谷 修(立教大学教授)
                 原科幸彦(東京工業大学名誉教授・千葉商大教授)
                 前田哲男(評論家)
                 間宮陽介(京都大学名誉教授)
                 宮本憲一(大阪市大・滋賀大学名誉教授)                          
                 和田春樹(東京大学名誉教授)

 *声明へのご賛同をお願いします。拡散してください。

 (賛同フォーム http://mcaf.ee/a2gd9 )第1次〆切 2015420日、第2次〆切同年520

  -----------------------------------------------------------

琉球新報 社会

   識者「辺野古中止を」 大江氏ら22人緊急声明  2015年4月2日
  辺野古中止を求める緊急声明を発表する寺西俊一一橋大特認教授(左から5人目)ら=1日、参院議員会館

 【東京】宮本憲一大阪市立大名誉教授やノーベル文学賞作家の大江健三郎氏ら有識者22人が1日、米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設を県民が拒否する意思は明確だとして、「埋め立て工事の即時中止」を求める緊急声明を発表した。22人は声明の呼び掛け人となり、ウェブサイトで賛同者の署名募集も同日から始まった。「万人単位」を目標にし、政府に提出するという。

  声明を提案した寺西俊一一橋大特任教授、西谷修立教大教授らは同日、参院議員会館で会見し、翁長雄志知事が第三者委員会を設置し仲井真弘多前知事の埋め立て承認の検証を始めたことから「承認の根拠となった環境アセスメントの正当性が崩れる可能性がある。まともな民主主義国家の政府なら検証期間中に工事を中断するのが当然」と厳しく指摘した。

  声明文では翁長知事による作業中止指示、今後見込まれる岩礁破砕許可取り消しにも「全面的な支持」を表明した上で(1)政府はボーリング調査を含む辺野古埋め立てに関わる全ての行為をただちに中断すべき―など5項目を求めた。同日中に安倍晋三首相宛てに送付した。
  また、集めた賛同署名は20日に1次締め切り、5月20日に2次締め切りし、それぞれ政府に提出する。

  署名サイトはhttp://mcaf.ee/a2gd9 



警報!3月30日の放射能、皆さん対策を!

2015年03月31日

警報!3月30日の放射能、皆さん対策を!

    杉浦公昭

 ホワイトフード株式会社 http://www.whitefood.co.jp/media@whitefood.co.jp 警報を送ってくれました。


 以下に見られる様に、未だに福島第一原発から大量の放射性汚染物質がまき散らされている証拠です。


 海水汚染も含めて、福島第一原発事故は、全く「コントロール」されておらず、安倍首相がオリンピック委員会を騙したことが証明されました。


 さらに、放射性汚染物質の処理技術がないことからいっても、原発の再稼働を進める安陪自公政権は、日本を滅ぼす亡国政権です。


 目前の地方選挙で亡国の政治を進める自民党や公明党は勿論、これに追随する政党には投票しないようにしましょう。


放射能速報メールです。

 下記の地域で、30日平均以上の放射能が検出されました。

 数値を確認し、対策をお取りください。

 

2倍以上の地域】

いわき市小川局 1.500μSv/h

いわき市下桶売局 0.300μSv/h

いわき市川前局 1.900μSv/h

南相馬市横川ダム局 0.800μSv/h

広野町小滝平局 1.000μSv/h

楢葉町木戸ダム局 1.700μSv/h

富岡町国道6号線富岡町新夜ノ森地内 3.593μSv/h

川内村下川内局 1.300μSv/h

大熊町国道6号線大熊町西大和久地内 4.161μSv/h

葛尾村夏湯局 0.700μSv/h

田村市都路馬洗戸局 0.300μSv/h

1.5倍以上の地域】

楢葉町楢葉町 繁岡 0.500μSv/h

 

 http://www.whitefood.co.jp/map.php

  詳しくは、上記のリンク先をご参照ください。


青:空間線量の月間の平均の1.5倍未満

黄:月間の平均の1.5倍~2倍未満

赤:月間の平均の2倍以上

 

[発行元] ホワイトフード株式会社 http://www.whitefood.co.jp/media@whitefood.co.jp
[
情報元] 原子力規制委員会

Copyright(c) WHITEFOOD Inc. All Right Reserved.




巨大ブロック隠し、「法治国家」が泣く

2015年03月29日

Posted by kyutono9 at 23:03 Comments( 0 )

 巨大ブロック隠し、「法治国家」が泣く

  杉浦公昭

 辺野古・大浦湾に投下されたトンブロックは49個総重量866トン。海の生物に対する無差別な絨緞爆撃に等しい。山下氏は、巨大ブロックを隠して辺野古岩礁破砕の手続きを進めた。「法治国家でこんなことが通用するのか」と指摘し、県の海底調査に協力するよう求めました。(2015326日の参議院内閣委員会での山下議員の追及に菅官房長官たじたじ・・・下に掲げたユーチューブを是非みて下さい)。

------------------------------------------------

2015年3月27付赤旗より

辺野古岩礁破砕 巨大ブロック隠して手続き

山下・赤嶺両議員追及 防衛省認める


写真

(写真)質問する山下芳生書記局長=26日、参院内閣委

写真

(写真)質問する赤嶺政賢議員=26日、衆院安全保障委

防衛省が沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設に必要な岩礁破砕の許可手続きを沖縄県と事前調整する際、浮具や浮標の固定のために使うコンクリートブロックの規模を県側に説明していなかったことが26日、分かりました。

 同日の参院内閣委員会での日本共産党の山下芳生書記局長の質問、衆院安全保障委員会での赤嶺政賢議員の質問に対し、防衛省が認めました。

 県側は昨年8月、巨大ブロックとの認識がないまま、ブロック関連の許可手続きは不要と判断して岩礁破砕を許可しました。その後、ブロックによるサンゴ礁の破壊が問題となり、翁長雄志知事が許可取り消しを検討しています。

 ブロックの重さや大きさを県に事前に説明していたかとの両氏の質問に、防衛省は「具体的な重さについては(県に)示していない」と答弁。一方、県との事前調整時から「大体の大きさのめどはあった」として、巨大ブロックを使う方針があったことを認めました。

 同日の赤嶺氏への答弁で、県内の同種事業で通常使用されるものを上回る大きさのブロックが辺野古沖に投下されている実態も明らかになりました。那覇空港の滑走路増設事業と比べ、辺野古沖では15~45倍の重量のブロックが浮標の固定用に使われています。(表)

 赤嶺氏は「他の事例をはるかに上回るブロックを用意しながら示しもしない」と批判。山下氏は「法治国家でこんなことが通用するのか」と指摘し、県の海底調査に協力するよう求めました。

 菅義偉官房長官が「辺野古への移転断念は、普天間基地の固定化を容認することに他ならない」などと強弁したのに対し、山下氏は「無条件撤去の立場でアメリカと交渉もせず、古い証文にしがみついている。こんなことを許してはならない」と批判しました。

--------------------------------------

youtube.com

https://fbexternal-a.akamaihd.net/safe_image.php?d=AQB_8oA6jBqh54-c&w=158&h=158&url=http%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FuVbiEyg1GtM%2Fhqdefault.jpg&cfs=1&upscale=1&sx=55&sy=0&sw=360&sh=360


 山下芳生議員(共産)、巨大ブロックによる辺野古岩礁破砕を追及。菅官房長官たじたじ

 https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=uVbiEyg1GtM

 又は、

 https://www.facebook.com/profile.php?id=100008383812710&fref=pb&hc_location=friends_tab&pnref=friends.all

 をぜひ見て下さい。




「さようなら原発川越デモ」に参加を!

2015年03月29日

「さようなら原発川越デモ」に参加を!

             杉浦公昭

  継続は力なり。「さようなら原発川越パレード」 のご案内です。

●2015.4.4(土)「第18回さようなら原発川越パレード 」
 15時集合 川越駅東口・緑地公園(川越市駅よりの踏切脇)、15時半出発  
主催:さようなら原発川越の会
http://blogs.yahoo.co.jp/sayonara_nukeskawagoe/12604707.htm

第18回さようなら原発 川越パレード の 画像



 





「わが軍」なら違憲につき解散せよ!

2015年03月27日

 「わが軍」なら違憲につき解散せよ!

     杉浦公昭

 1967年に佐藤栄作首相は「自衛隊を、今後とも軍隊と呼称することは致しません。はっきり申しておきます」と答弁していました。
   この様に自民党政府は「自衛隊は軍隊ではないから合憲」と言って来ていたのに、正に「この期に及んで」、正に「この期だから」首相弁護のために「自衛隊も軍隊の一つ」と言い「一般的には国際法上は軍隊に該当する」とも答弁をしました。
 歴史的に国民を騙してきて開き直りの答弁をする処に、集団的自衛権の行使容認と同様に立憲主義を放棄した安倍自民党政権の危うさが暴露されていると考えます。

  「自衛隊が軍隊」なら自衛隊は違憲の存在になる。違憲の自衛隊は存在してはならなくなる」 即ち自衛隊員の再就職を前提として解散させなくては成らないことに成ると考えます。

 内閣府の最新の調査では自衛隊に「良い印象」と答えた人が922%と過去最高になった。東日本大震災で黙々と作業に励む隊員たちの姿は、国民の目に焼き付いている。違憲の軍隊を合憲の自衛隊と騙すのではなく、災害の多いわが国だから、命名は世論に任すとして合憲の災害救助隊とでもするべきと考えます。

 真実を探すブログhttp://saigaijyouhou.com/blog-entry-5979.htmlを参照【憲法違反】遂に政府が自衛隊を軍隊と認める!菅官房長官「自衛隊も軍隊の一つ」⇒野党からは批判殺到----------
-
(添付写真は、真実を探すブログhttp://blog-imgs-73.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/20150326063141sdfds.jpgより)



軍隊は国民を守らない史実を知ろう!

2015年03月26日

 軍隊は国民を守らない史実を知ろう!
     杉浦公昭

     

 映画「望郷の鐘」は、戦前戦中に、満州は「日本の生命線」と言われ駆り出された人々が、ソ連参戦となるや強いと言われた関東軍から棄民されたため子供を殺したり捨てたりした地獄の苦しみを受けながら逃げ帰国したドキュメンタリー的ドラマを扱っています。

 安倍首相が集団的自衛権の説明で、韓国有事の際に逃げ帰る日本国民を積んだ米艦船が攻撃を受けた際に、自衛隊が攻撃してくる第三国に反撃する権利だと述べました。

 軍隊は国民を守らないどころか棄民した史実を知ることは集団的自衛権を考える上で重要と考えます。なお、沖縄戦で、軍隊は、住民を捨石作戦に利用したり、沖縄語を話す住民をスパイと見なして虐殺したり、軍の秘密が漏れないようにと集団的自殺を強要したりしました。

 この映画はこの時期に是非、全国民に見て欲しい映画です。
---------------------------
 日本中国友好協会埼玉西部支部ニュース NO24 より転載

 映画「望郷の鐘」アンコール川越上映会
 4月15日(水)14時 川越市民会館隣やまぶき会館
 山田火砂子監督が舞台あいさつ

 去る1/31の「望郷の鐘」の上映には、約400名の方に鑑賞いただき、たいへんご好評をいただきました。
 満蒙開拓団として、教師であり、僧侶でもあった主人公山本慈昭が、敗戦まじかに中国東北部「満州」に渡り、ソ連参戦によって引き起こされた悲劇。奇跡的に日本にかえり、中国残留孤児を日本に帰還させる運動に生涯をささげた主人公を描き、これまで取り上げられなかった戦後の歴史に光を当てています。

 当日、都合がつかなかった方、見逃した方などから、ぜひもう一度上映してほしい、という声が寄せられていました。また、もう一度見てみたい、といった声も聞かれました。
 そこで、川越市民会館やまぶき会館でアンコール上映を行うことになりました。監督の山田火砂子さんも、そういう要望があるならもう一度、川越に行ってあいさつをしたいということになりました。
 前売り券の料金は1200円(当日券は1500円)です。
 電話で申し込んでいただき、当日受付で券を受け取っていただければ前売り料金扱いとします。

 予約券申し込み先・問いあわせ先
 平松辰雄 電話・ファックス 049-242-3066

    事務局 川越市大塚新町28-2 平松辰雄方
          日本中国友好協会埼玉西部支部 




3月26日は座間味島の集団自死の日!

2015年03月26日

3月26日は座間味島の集団自死の日!

  杉浦公昭

 写真家・森住 卓さんが新しい写真3枚を追加しましたのでシェアさせて頂きます。

 3月26日、沖縄本島の西に浮かぶ慶良間諸島座間味島に米軍が上陸し沖縄戦が始まった。沖縄本島に上陸したのは4月1日で沖縄戦がはじまったとなっています。いまから70年前です。 そして起った悲劇。

  島の住民は駐屯した日本軍から「鬼畜米英、死して虜囚の辱めを受けず、決して米軍に捕まってはならない。捕まれば男は頭の皮を剥がれ八つ裂きにされる.女は強姦される」という戦陣訓や軍人勅諭を教え込まれ、洗脳されていました。

 米軍上陸必至の状況下、手渡された手榴弾2つ。一つは上陸してくる米軍に投げ、もう一つは自決用にと日本兵から手渡された。

 上陸の前夜3月26日夜半、米軍艦からから艦砲射撃が始まり、住民達は忠魂碑前に集合するよう村からの指令がだされた。だが、激しさを増した米軍の艦砲射撃によって、忠魂碑前に全員が集合出来なかった。

 米軍上陸の知らせと共にそれぞれが逃げ込んだ壕で家族親戚ともども手榴弾を爆発させ自決した。しかし、手榴弾の多くが不発弾で死に切れぬ者たちが続出した。死を乞う住民。手には鎌や包丁、棒きれや石などで親、弟や妹を自らの手であがめた。死にきれなかった...住民のうめき声が聞こえ、あたりは血の海となり、ぬるりとした生暖かい感触と臭いが立ちこめる壕は地獄と化した。

 こうして、「集団自決」の惨劇が始まった。自らの手で妹や弟、幼子、妻、老いた両親を手にかける。人類の起こした戦争の中で最も残酷な事件だとおもう。

 「集団自決」は明確に日本軍の命令で起こった。住民に事前に自決用の手榴弾が配られた事実は何よりの証拠だ。一兵士の思いつきで貴重な手榴弾を住民配ることは出来ない。当時の沖縄に駐屯した日本軍の基本方針に「共死共生」があった。

 米の圧倒的な物量と戦力、闘えば結果は明白。軍事のセオリーでは「勝ち目のない戦はしない」これが常識だ。

 が、米軍に出血を強い、持久に持ち込み、本土決戦の時間稼ぎをするための”捨て石“となる事を沖縄に強いたのである。”共に生き共に死ぬ“住民にこの残酷な運命を強制した日本軍。

いま、辺野古新基地建設強行の日本政府の姿は当時の天皇の軍隊の姿と重なる。

 戦争に突き進もうとする安倍政権にとって自国軍隊が住民を守らず、死に追いやる。この歴史は消し去りたい。従軍慰安婦と南京虐殺の歴史と共に。
 軍名による集団自死=集団自決の事実を消し去ってはならない。過去のことで無く今、安倍内閣の戦争への道をストップさせるためにも。
 「沖縄戦 『集団自決』を生きる」(高文研1400円税別)をぜひ、多くの方に読んで欲しい。

 ご希望の方にはサイン入り(1400円+送料100円)でお送りします。お申し込みはFBのメッセージかtakashi@morizumi-pj.comによろしくお願いします。

  ===写真証言集に登場する宮平春子さんの証言(写真)===
 宮平春子(82取材当時)さんは家族と親族30人で壕を転々と逃げ回わっていました。

 25日日が暮れた頃、産業組合壕の近くに掘っておいた宮里家の壕にたどり着きました。そこに村の助役兼兵事主任兼防衛隊長の兄・宮里盛秀(当時33)がどこからか戻ってきました。

  兄は思い詰めた様子で、憔悴しきっていました。父・盛永のそばに来ると「米軍の上陸は免れない。軍からの命令で玉砕する事になっているから、一緒に死のう」と言うのを春子さんはハッキリ聞いていました。「いや、私死にたくない」と思いましたが口に出せませんでした。

 兄の盛秀は「いままで親に迷惑ばっかりかけ親不孝だったけれど、あの世にいって親孝行をつくしますから」と言って父と息子は別れの水杯をしました。33才の盛秀には4人の子どもがいました。事態を理解できない幼子たちは壕の中で最後の握り飯をほおばっていました。

 子どもたちを抱き寄せた盛秀は大粒の涙をこぼしながら「こんなに大きく育てたのにくやしい。この手で、手をかけるなんて。ゴメンね。お父さんも一緒だからね」と子どもたちをぐっと抱きしめました。兄の嗚咽が暗い壕に広がりました。事情の理解できない7才になる長男は目を白黒させていました。

 そこから忠魂碑に向かった一家は照明弾が落ちた忠魂碑から引き返してくる住民に「忠魂碑にはもう誰もいない」と知らされ産業組合壕で自決することにしたのです。

 しかし、産業組合壕にはたくさん住民が避難しており30人の家族全員が入ることは出来ませんでした。兄夫妻と3人の子どもが入りました。

 兄達の壕に入れなかった春子さん達は宮里家の壕に戻りました。これが最後の兄との別れとなりました。

 この夜、産業組合壕では村長、助役、収入役など住民67人が集団自決に追い込まれる、大惨事になりました。















沖縄の民意を尊重し、法治国家なら作業中止を!

2015年03月25日

法治国家なら沖縄の民意を尊重し、作業中止を!
      杉浦公昭

 翁長雄志知事が沖縄防衛局に対して、名護市辺野古の新基地建設の作業停止を指示した。翌日(24日)、防衛局は、県の指示を無視して現場での作業を継続した。

 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では、海上保安庁の職員が乗った車両を阻止しようとした座り込みの市民らが県警機動隊のスクラムに押される形で、市民2人が転倒し、頭を打つなどして救急車で病院に搬送された。

 この国に民主主義は存在するのだろうか。以下本日(25日)の琉球新報<社説>をご紹介致します。

<社説>県の停止指示無視 法治国家なら作業を止めよ 2015年3月25日 
 翁長雄志知事が沖縄防衛局に対して、普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に関連する海域での作業停止を指示した。それにもかかわらず、防衛局は翌日、県の指示を無視して現場での作業を継続した。この国に民主主義は存在するのだろうか。

 菅義偉官房長官は県の停止指示について「この期に及んで」と前置きし「甚だ疑問だ」との見解を述べ、県の指示に従わない意向を示している。

 「この期に及んで」とは「何を今さら」という意味合いだ。つまり「辺野古移設は進んでいるのに、国の方針に何を今さら歯向かっているのか。つべこべ言わずに従えばいい」と言いたいのだろう。地方分権、地方自治を踏みにじる国のおごりが言葉ににじんでいる。

 政府は県の停止指示の翌日、作業継続と同時に県の指示は「無効」(菅氏)だとして、行政不服審査法に基づく審査請求と執行停止申し立てを農水省に出した。

 行政不服審査法の第1条には法の趣旨が記されている。行政庁の違法、不当な処分に対して「国民に対して広く行政庁に対する不服申し立てのみちを開く」「国民の権利利益の救済を図る」とある。

 強大な権限を行使して移設作業を強行している国が県の停止指示を阻止するために、国民の権利利益救済を主眼とした法律を使うのが果たして許されるのだろうか。制度として可能だとしても菅氏の言葉を借りれば「甚だ疑問だ」と言わざるを得ない。

 そもそも県が出した停止指示は県が防衛局に出した岩礁破砕許可に付した条件に基づいた正当な手続きだ。「公益上の事由により(知事が)指示する場合はその指示に従うこと」「付した条件に違反した場合は許可を取り消すことがある」と記されている。

 防衛局が臨時制限区域外に設置したコンクリートブロックがサンゴを押しつぶしていた。県は許可を得ずに岩礁破砕が行われた可能性が高いと判断し、停止指示を出している。

 菅氏や中谷元・防衛相が政府の作業継続の正当性を主張する時、知事承認を引き合いにことさら持ち出すのが「法治国家」という言葉だ。許可外での岩礁破砕は明らかだ。ならば防衛局こそ、許可条件に従って作業を停止することが「法治国家」の正しい姿ではないか。指示に従わず、審査請求などもっての外だ。




沖縄県知事の作業停止指示後の動き

2015年03月24日

  今日は昨日の翁長雄志沖縄県知事が移設作業の停止を指示を受けて、政府はどのように対応しようとしているか? また沖縄県議会はどの様に対応しようとしているか?それぞれ本日付の読売新聞と沖縄タイムスをご紹介致します。杉浦公昭

 防衛省、沖縄県へ対抗措置農相に申立書提出

 2015年03月24日付の読売新聞より


 防衛省は24日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設作業を巡り、翁長雄志沖縄県知事が移設作業の停止を指示し、従わない場合の岩礁破砕許可の取り消しを表明したことへの対抗措置として、関連法を所管する林農相に執行停止申立書と審査請求書を提出した。


 23日に県が沖縄防衛局に提出した指示文書の執行停止を求めるとともに、指示が法的に適切かどうかの判断を仰ぎ、適切でなければ無効にしてもらうための措置。


 岩礁破砕許可は、水産資源保護法に基づく沖縄県漁業調整規則により、知事が許可を出している。本来、国がすべきものを県に執行させている法定受託事務で、国は適切な処理を確保する必要があり、所管の農相が知事の許可や取り消しに是正を指示する権限がある。


 翁長知事は23日、1週間以内に作業を停止しなければ、許可を取り消す考えを表明しており、政府は、移設計画への影響を避けるため、早期の対応策が必要と判断した。

-----------------------------------------

 県外土砂の搬入制限 辺野古埋め立て阻止へ条例検討

 2015年03月24日付の沖縄タイムスより


 沖縄県議会の与党会派が、名護市辺野古の新基地建設の埋め立て工事に伴い県外の土砂を持ち込ませないよう搬入を制限する条例制定を検討していることが23日、分かった。新基地の埋め立てに使う土砂は半分以上が県外で調達する計画になっており、県外土砂の搬入を抑え、新基地建設阻止に結びつける狙いがある。複数の関係者が明らかにした。


 与党5会派でつくる政策会議のメンバーが県執行部や専門家と調整を進めており、国が新基地本体工事の着工時期とした「夏ごろ」に間に合わせるため、早ければ4月以降に臨時会、遅くとも6月定例会で議員提案、制定する考え。


 関係者によると、条例は県外の土砂を県内に搬入することで、調達場所から外来生物が沖縄の環境に影響を与えることを防止する目的。ただ、規制の在り方は罰則を伴う「制限」となるか、搬入を県に届け出る「申請」になるかなど具体的な内容は検討中という。


 国が県に提出した公有水面埋め立て申請書によると、国は新基地建設で必要な埋め立て土砂の総量を約2100万立方メートルと想定し、半分以上の約1700万立方メートルの土砂を県外で調達する予定。


 県内埋め立て工事で同量の県外土砂を使用するのは過去に例がなく、外来種の混入など環境面での懸念も強くある。一方で、県外分の土砂は業者から購入する予定で環境影響評価の対象外。国は今月7日、辺野古埋め立ての県外分の土砂は環境影響評価の対象としないとする答弁書を閣議決定している。

(銘苅一哲、篠原知恵)




翁長知事、工事の中止命令を沖縄防衛局に!

2015年03月23日

 翁長知事、工事の中止命令を沖縄防衛局に!

   杉浦公昭

 琉球新報2015323日付号外


【電子号外】辺野古作業停止を指示 翁長知事 30日までの実行要

 翁長雄志知事は23日午後、県庁で記者会見し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局が海底に設置したコンクリートブロックがサンゴ礁を傷つけている問題を受け、防衛局に対し、ボーリング調査などの海上作業を30日までに停止するよう指示したと発表した。

 23日付で防衛局に文書を提出し、作業停止について報告するよう求めた。指示に従わない場合は、辺野古埋め立てに関する岩礁破砕許可を取り消すことがあるとしている。移設阻止を掲げている翁長知事が政府の作業停止に向けた権限を行使した形となる。

 翁長知事は県が岩礁破砕を許可した区域外でサンゴ損傷があった可能性が高いとして「県の調査が終了し、あらためて指示するまでの間、当該工事に係る海底面の現状を変更する行為の全てを停止すること」と求めた。

 さらに現場海域の潜水調査のため米軍に臨時制限区域内への立ち入りを求めていることを挙げ、政府側に米軍との再調整を重ねて要求。立ち入り調査が実現していないことに関し「調査さえできないことは不合理極まりない」と批判した。

 県は前知事時代の昨年8月、防衛局からの岩礁破砕申請を許可したが、ことし2月に許可区域外で大型ブロックによるサンゴ礁の損傷が発覚していた。

 県によると、岩礁破砕許可が取り消されれば、防衛局は海底ボーリング調査などができなくなる。だが政府はこれに従わず、作業を継続する構えを見せている。菅義偉官房長官は23日午前の記者会見で「粛々と作業を進めていく」と強調した。




阿波根昌鴻氏の瀬長亀次郎さんへの手紙発見

2015年03月18日

阿波根昌鴻氏の瀬長亀次郎さんへの手紙発見

       杉浦公昭

  2013年3月1日沖縄県那覇市に開設された不屈館(ふくつかん)は、沖縄の政治家瀬長亀次郎さんが残した資料をもとにして、沖縄の戦後史に関する民間の資料館であります。

館長は、亀次郎さんの次女である内村千尋さんが務め、沖縄の民衆と共に闘った父亀次郎さんの生き方を現代に生かす活動を展開している。

政治家瀬長亀次郎さんの資料館でありながら、亀次郎さんが民衆と共に闘ったため、沖縄の民衆の戦後史ともいえる展示になっている。


学習会あり、辺野古の米軍要塞新設反対の座込みの現場へのバスツアーあり、岩波書店と亀次郎展の共催ありと、今沖縄で闘われている運動に関連する内容になっています。


 私は、2012年11月28日夕方、沖縄の宿でNHKニュースを見て「不屈館」が出来たことを知り、早速、翌日尋ねました。開館は翌年3月1日だったので、了解を得て、ガラス越しに中の様子を、写真に収めてきました(写真参照)。

こんなに「不屈館」の開館を期待したのは、民衆と共に闘ったため瀬長亀次郎さんの考え方や生き方を学びたかったからです。読者の皆さんも沖縄へ行く機会が有ったら例え数時間でも立ち寄ることをお勧めいたします。


 不屈館の電話は098-943-8374  FAXは098-943-8375

 メールはinfo@senaga-kamejiro.com;

  ホームページはhttp://senaga-kamejiro.com/_src/sc1674/sign.png


今年年3月5,6日岩波書店と亀次郎展など勉強して帰宅した直後の3月14日、琉球新報は伊江島の阿波根昌鴻さんが瀬長亀次郎さんに宛てた1956年8月12日付の手紙が亀次郎さんの保管していた資料から見つかったと報道しました。

-----------------------------------------------

琉球新報 社会 より

阿波根昌鴻さんの手紙発見 伊江島強制接収、きょう60年2015年314

瀬長亀次郎さんが保管していた阿波根昌鴻さんの手紙(「不屈館」所蔵、読み辛くすみません)。

60年前の1955年3月14日、伊江島で武装した米兵が「銃剣とブルドーザー」によって家屋や畑の強制接収を開始した。土地闘争の先頭に立った阿波根昌鴻さん(1901-2002年)の自宅もこの日、ブルドーザーで破壊され、住民は米軍が設置した粗末なテントでの生活を強要された。

翌56年8月、沖縄人民党書記長だった瀬長亀次郎さん(1907-2001年)が国会の参考人として伊江島における米兵の横暴を告発したが、その基礎資料となったとみられる阿波根さんの手紙や写真が13日までに見つかった。当時の状況を生々しく伝える貴重な資料だ。
 55年3月11日朝、武装した米兵約300人が伊江島に上陸した。14日から真謝区などの住民を強制的に追い出し、家屋に火を放ったりブルドーザーで押しつぶしたりして土地を接収した。阿波根さんは「私たちはこの日を屈辱に満ちた日として、子や孫の胸底深くきざみ込むことでしょう」と著書「米軍と農民」(岩波新書)に書いている。

瀬長さんは56年8月2日、「四原則貫徹県民大会」の派遣代表として、土地問題を訴えるため本土に渡った。阿波根さんの手紙は渡航直後の8月12日付。同年7月12、14、15日に伊江島で米兵が「ガソリン散布で農作物、山林、原野の区別なく焼き払った」などと伝えていた。阿波根さんが撮影した写真も7枚見つかり、うち2枚はこの時に焼き払われた畑の写真だった。

瀬長さんは8月30日、衆議院外務委員会で7月の焼き払い事件について詳細に証言し「アメリカ現地軍のかかる野蛮な行為が許されていいものでありましょうか」と訴えた。

瀬長さんは「ガソリンを散布され、畑、山林、原野の差別なく焼き払われ」たと繰り返しており、手紙の言い回しをそのまま使ったとみられる。手紙と写真は瀬長さんの資料などを展示・保管する「不屈館」(那覇市若狭)の未整理資料から発見された。(安田衛)




沖縄ガンバレ!!ふるさと納税急増!

2015年03月18日

沖縄ガンバレ!!ふるさと納税急増!・・・2015.3.12

杉浦公昭

辺野古に新基地は造らせないと公約して当選した翁長県政にたいして、政府は県民の民意を無視して工事を強行しようとしているなか、全国から翁長県政への応援が広がっています。

その一つに「ふるさと納税」(寄付金)制度があります。

そのふるさと納税制度で翁長知事が誕生した去年の12月以降、急増していることが、昨日の渡具知修(共産)県議の質問で分かりました。

沖縄県の税務課長は、2013年10月1ヵ月に49万円だったのが、今年2月には818万円と16倍に増えていると答弁し、「自然、文化、くらしが守られるよう応援します」などの声が寄せられているとのことです。国革新懇の呼びかけている翁長知事への激励はがきも、12日時点で「1万50枚」と1万枚を超え、「ずっと応援しています」「沖縄の自然を守ることを願っています」の声がつづられていると、沖縄県の安全政策課長が答弁しました。

----------------------------

2010年、「海にも陸にも基地は作らせない」と公約した稲嶺ススム名護市長が誕生し、これを好としない政府が、様々に予算を削って虐めました。私は名護市を助けようと2011年から「ふるさと納税」を続けてきました。私の場合、35,000円寄付して、翌年3月に確定申告すると30,000円還付されます。税金の内で唯一「ふるさと納税」のみが、自分の好むところへ使えることを知りました。

名護市へのふるさと納税「ふるさとまちづくり寄附金」で寄付を希望する方は、名護市総務部財政課0980-53-1212へお問い合わせ下さい。

沖縄県へのふるさと納税「ちゅらしまゆいまーる寄附金」で寄付を希望する方は、沖縄県総務部税務課 098-866-2101へお問い合わせ下さい。

------------------------------

以下沖縄タイムス記事を紹介します。

 




不屈の非暴力抵抗の三線、米軍要塞新設の辺野古に響く

2015年03月16日

  不屈の非暴力抵抗の三線、米軍要塞新設の辺野古に響く

          杉浦公昭

   2015年3月4日午前9時25分頃、辺野古のテント村で元国会議員の古堅実吉さんの高江行きの車を待っていました。キャンプシュワーブのゲート前に機動隊が80人程来たので、力のある人集まって欲しいとの連絡が入りました。

早速、車に乗り5分で駆け付けてみると、20人の三線と箏演奏者が音合わせをする中、40人程の県警機動隊員が雨よけテントの足を持ち上げゲート付近に移動している最中でした。

三線演者が音合わせをする中、雨よけテントの足を持ち上げ撤去しようとする県警機動隊

雨よけテントの足を持ち上げ、撤去する機動隊員ら


テントが撤去される騒然とした中、三線と箏演奏者たちは毅然として毛雨もものともせず一糸乱れず抗議の三線と箏を合奏し続けました。

機動隊(奧)によってテントが撤去される中、毅然と三線を引き続ける市民ら=4日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前

テント撤去中、毅然と三線を引き続ける市民ら(右1列)


沖縄では3月4日は三線の日として、三線を持つ人は島中で午前11時と午後2時に、一斉に弾き鳴らす習慣が有ると聞きました。キャンプシュワーブのゲート前で座り込みをしている活動家が、今年は辺野古への米軍要塞新設の抗議の意思を込めてゲート前て弾こうと呼びかけ、短時日に20人が集まり、その中には国指定重要無形文化財「組踊」などの保持者・島袋英治さん(72)=沖縄市=らも加わったと言います。


曲目は「かぎやで風」と言い、琉球の祝儀舞踊で新春の集いなどの祝宴の幕開けなどに唄い踊るものだそうです。音楽好きの私は、非常に感動しました。雨よけがなくなったフェンスの前で、「かぎやで風」を奏でる三線演者

「三線の日」に「かぎやで風」などを披露する奏者ら


正に沖縄の自然や風土が培い、そこで生きた人々が唄い踊り継いできた伝統の文化であり、そこには如何なる暴力にも屈しない不屈の沖縄の心が宿っていました。


大和の床の間にはしばしば刀剣が飾って有りますが、沖縄の床の間には三線が飾って有ります。暴力では近隣の国には勝てない島国が生き延びるには、自らの文化の力に依拠する真の知恵を持ち続けているようです。


こうした歴史も文化も理解しないで無神経にも、沖縄中が三線を奏でる重要な日に演奏者の雨よけのテントを撤去すると言う暴挙は、沖縄の民意を一層固め、怒りのマグマを大きく蓄積するに違いありません。愚かな国家権力、愚かな政府は打倒する以外はありません。

撤去したテントの資材を、道向かいの緑地に移動させる機動隊員ら=4日午前9時37分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

解体したテント資材を、向かいの緑地に移動させる機動隊員ら

-------------------------------

201535日付琉球新報参照

「新基地造らさん」 さんしんの日、ゲート前で20人演奏

http://ryukyushimpo.jp/uploads/img54f72fb7277fd.jpg

「三線の日」に合わせて「かぎやで風」などを披露する奏者ら=4日、キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古への新基地建設阻止に向け、市民らが抗議行動を続ける米軍キャンプ・シュワブゲート前で4日、「さんしんの日」に合わせて国指定重要無形文化財「組踊」などの保持者・島袋英治さん(72)=沖縄市=ら三線や箏の奏者20人が駆け付け、演奏を披露した。抗議活動を続ける100人以上の市民は演奏に合わせてカチャーシーを踊るなど、沖縄文化を通し平和への願いを訴えた。


 「かぎやで風」の演奏に合わせて踊った源啓美さん(67)=那覇市=は、ウチナーンチュが歌や踊りで権力に抵抗してきた歴史があることに触れ「沖縄芸能の在り方を体現できた」と語った。


 三線奏者の一人、宜野座村の島田忠彦さん(67)は「唐船ドーイ」の場面で「辺野古新基地や造らちゃならん」などと替え歌を歌った。これまでもゲート前で幾度となく披露してきた替え歌だが「多くの三線仲間との演奏で、基地を造らせないという気持ちが一層強くなった」と笑顔を見せた。


英文へ→20 sanshin players perform, protesting against new US militarybase construction




辺野古の掘削再開後の動きについて

2015年03月16日

辺野古の掘削再開後の動

    杉浦公昭

   沖縄タイムス2015312日 より


翁長知事「大変遺憾 許し難い状況」ボーリング調査再開

 【東京】名護市辺野古の新基地建設に向けた国のボーリング調査が再開されたことを受け、翁長雄志知事は12日午前、都内で記者団の取材に応じ「大変遺憾である」と不快感をあらわにした。その上で「あらゆる手法を駆使して辺野古新基地建設を造らせないとの公約実現に向けて全力で取り組む」と強調した。

 翁長知事は、県が1月に沖縄防衛局に対し、第三者委員会の検証作業の間は調査作業などをしないよう申し入れたが、一切考慮されていないことなどを強く批判した。

 埋め立てに向けた工事を強行する政府に対しては、「県民に説明のない中で物事を進めようとするのは許し難い状況」として、今後の対応については「いま起こっている一つ一つの事実確認をして、県として的確な判断を下したい」とした。

-----------------------------------------------

3月13日の 沖縄タイムス・琉球新報朝刊1面の見出しはそろって辺野古の掘削再開、県(沖縄)の中断要請無視。

-------------------------------------------------

元宜野湾市長で前回の知事選で善戦した候補者・伊波 洋一さんのツイッタ―より

1.    https://pbs.twimg.com/profile_images/1792340090/twitter__bigger.jpg ‏@ihayoichi

2.

      

1.         翁長知事に早急に承認撤回を求める〝市民投稿〟論壇(以下参照)

辺野古で新基地建設に反対しているのは「過激派」ではない。良識ある県民だ。「行政行為の瑕疵の治癒」というのがあるそうだ。翁長雄志知事には「埋め立て承認撤回」を急いでほしい pic.twitter.com/hARGE8Nzub


https://pbs.twimg.com/profile_images/1792340090/twitter__bigger.jpg伊波 洋一 (いは よういち)‏@ihayoichi

地元紙の論壇は市民投稿だが、ほとんどが的確に問題点を指摘する。この論壇投稿も東村高江の県道70号線の路側帯の共同使用合意文書の県情報公開決定を政府が差し止めたことを「日本の米国への忠誠心が本物であることを証明する提訴」と指摘する。

pic.twitter.com/wqaJXJ6Eva

https://pbs.twimg.com/profile_images/1792340090/twitter__reasonably_small.jpg伊波 洋一 (いは よういち)



名護市辺野古の新基地建設に反対する「沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」がカンボジアで13日から開催される国連のアジア準備会議に、島袋純氏を派遣して人権や先住民族の権利を調査する特別報告者コープス氏に沖縄訪問を要請する。https://pbs.twimg.com/media/B_4htAFUcAAV6gx.jpg:medium

news.tv-asahi.co.jpより

  翁長知事に「会っても意味がない」 中谷防衛大臣

 中谷防衛大臣は、普天間飛行場の辺野古移設に反対する沖縄県の翁長知事に対し、「もう少し国の安全保障を考えて頂きたい」と批判しました。  中谷防衛大臣:「(翁長知事は)工事を阻止するということしか言われていない。もう少し沖縄県のことや国の安全保障、そういう点を踏まえてお考えを頂きたい」  そのうえで、中谷大臣は、翁長知事との会談について「会って良い結果が出れば良いと思うが、より対立が深くなるということでは会っても意味がない」と現段階で会う予定はないと語りました。また、12日に辺野古のボーリング調査を再開したことについては「普天間飛行場の危険性が一日も早く除去されるように努力したい」と述べ、代替施設の工事を進める考えを示しました。

https://fbexternal-a.akamaihd.net/safe_image.php?d=AQBjX1vY9fex3b8P&w=487&h=255&url=http%3A%2F%2Fnews.tv-asahi.co.jp%2Farticles_img%2F000046267_640.jpg&cfs=1&upscale=1&sx=0&sy=8&sw=640&sh=335

 

https://fbcdn-profile-a.akamaihd.net/hprofile-ak-xpa1/v/t1.0-1/c55.55.684.684/s50x50/537412_116138621895158_1856358360_n.jpg?oh=4e258535decb25cff1814920aec02d15&oe=55BB7DD9&__gda__=1435072072_a2a41e60b4c3b9a66081738479fe5fca

杉浦 公昭

 

中谷防衛大臣、翁長知事に対して「もう少し、国の安全保障を考えて頂きたい」と言うのなら、貴方は沖縄の民意をどれだけ理解しているのか?と言いたい。自分の主観で「会っても意味がない」と言い、合わないのなら、国政を預かっている大臣としての責任を果たしてい無いので、大臣を辞めて頂きたい。日本国憲法は民主主義の精神に貫かれている。沖縄の民意を無視するのは、憲法99条の憲法を尊重し擁護する義務を果たしていない。こんな人は大臣も政治家も辞めさせなければならないと考える。






















































































































5.   

                   
               

 

   


 




川越でも、台湾でも核はいらない!

2015年03月15日

 川越でも、台湾でも核はいらない!

      杉浦公昭                 
  昨日は、私達さようなら原発「川越の会」主催による
映画「東京原発」を川越市やまぶき会館で上映し、160人を超える参加がありました。

 昨日の毎日新聞によれば、台湾でも反原発デモが行われたと報道しています。

 原発は何処の国であれ、中止しない限り、地球の核汚染が広がり人類などあらゆる生物が住めなくなります。
 
 我々は地球規模の生命にとって正義の運動を続けていることに誇りを持ちましょう。

-------------------------------------------------------------------
 台湾:各地で反原発デモ
        毎日新聞 2015年03月14日 21時09分(最終更新 03月15日 05時26分)   

反原発を掲げ台北市中心部をデモ行進する参加者たち=2015年3月14日、鈴木玲子撮影
反原発を掲げ台北市中心部をデモ行進する参加者たち=2015年3月14日、鈴木玲子撮影

【デモの写真特集】 03月15日 05時26分

 【台北・鈴木玲子】東京電力福島第1原発事故から4年に合わせ、台北市など台湾各地で14日、台湾電力の稼働中の原発の速やかな廃炉や建設が凍結された第4原発の廃止などを訴える反原発デモが行われた。

 環境保護団体などが共同で呼びかけ、原発立地の地元住民や野党・民進党の蔡英文主席ら幹部も参加した。

 デモ隊は「原発に別れを告げよう」とシュプレヒコールを上げて台北駅周辺など約3キロを行進した後、総統府前で集会を開いた。

 台湾の原発は3カ所(原子炉計6基)で稼働するほか、北部に建設が凍結されている第4原発2基)がある。同原発は日本メーカーが原子炉など主要部分を供給したため「日の丸原発」とも呼ばれる。

 馬英九政権は昨年4月、住民投票で賛同が得られるまで同原発の建設を凍結すると発表したが、あくまで運転を目指すとみられて
いる。

 稼働中の3カ所は耐用年数により2018年から25年にかけて順次廃炉作業を開始する計画だが、同電力は最初に廃炉対象となる第1原発の稼働延長を政府に申請している。




暴力否定は、多数派となり人類を救うに違いない!

2015年03月12日

 暴力否定は、多数派となり人類を救うに違いない! 

 私は映画「標的の村』監督の三上 智恵さんの写真をシェアしました。

 これは明らかに戦争勢力と平和勢力の闘いだ!

 戦争勢力は暴力を使い、平和勢力は非暴力不服従の直接行動で闘っている。

 平和勢力が勝たない限り、人類は滅びる!

 従って人々は平和勢力の正義に気づき多数派を形成するに違いない。

 既に沖縄は目覚め、やがて本土も目覚めざるを得なくなるに違いない。

 本土のマスコミが沖縄の事態を如何に隠蔽しようとも、

 私はささやかな努力を重ね、沖縄の真実を本土に伝え続けるつもりである。

 孫子の豊かな生存のために!

「ボーリング調査再開ばかり全国ニュースになる。
進んでるという報告だけ
全国の人は聞きたいのか?
沖縄の悲鳴や抵抗の姿はなぜ報道されないの?

標的の村で
泣きながら座り込んでいた
じゅりちゃん

普天間封鎖でも
お母さんと泣きながら
車に立てこもっていた
じゅりちゃん

7月からゲートに
親子で立ちながら
阻止できないことに苛立ち
8月、海が包囲された時からは
カヌー隊に転身
全くの初心者から
リーダー候補にまで
カヌーの腕を上げていた

恩納村の血
アメリカ軍の基地計画と
闘って勝った記憶
都市型戦闘訓練施設を
取り壊し
撤去させた
団結と不屈の精神を
高江にも
普天間にも
辺野古にも注入してくれた
恩納村から通ってくる
母と娘の存在は
とても大事だった

線が細いのに
泣きながら向かっていく
じゅりちゃんは
今、編集していても
男性スタッフの支持率が
一番高い

そのじゅりちゃんに

何てことをするんだ
海保に
何度も顔を沈められた
そうだ

彼女は絶対
嘘や誇張は言わない子だ
沖縄を守りたいだけの
20代の女性が
テロなのか?

沖縄の男性たち
みんな、みてください
島の女性を
守ってください

日本中の男ども
彼女を見たら
見て見ぬ振りは
できないはず

だから、見せる
絶対映像に織り込む
彼女の頑張りも、
背景も
潔さと愛くるしさと
そして次の世代が内包している力について

今回の沖縄の抵抗は
とてもじゃないが
蓋することはできない
世界中に広がるだろう

工事が進んだと
大手メディアが連呼すれば
県民があきらめる??
かどうか
見ていろ。
許さん。」

ボーリング調査再開ばかり全国ニュースになる。
進んでるという報告だけ
全国の人は聞きたいのか?
沖縄の悲鳴や抵抗の姿はなぜ報道されないの?

----------------------------------------

標的の村
泣きながら座り込んでいた
じゅりちゃん

普天間封鎖でも
お母さんと泣きながら
車に立てこもっていた
じゅりちゃん

7月からゲートに
親子で立ちながら
阻止できないことに苛立ち
8月、海が包囲された時からは
カヌー隊に転身
全くの初心者から
リーダー候補にまで
カヌーの腕を上げていた

恩納村の血
アメリカ軍の基地計画と
闘って勝った記憶
都市型戦闘訓練施設を
取り壊し
撤去させた
団結と不屈の精神を
高江にも
普天間にも
辺野古にも注入してくれた
恩納村から通ってくる
母と娘の存在は
とても大事だった

線が細いのに
泣きながら向かっていく
じゅりちゃんは
今、編集していても
男性スタッフの支持率が
一番高い

そのじゅりちゃんに

何てことをするんだ
海保に
何度も顔を沈められた
そうだ

彼女は絶対
嘘や誇張は言わない子だ
沖縄を守りたいだけの
20代の女性が
テロなのか?

沖縄の男性たち
みんな、みてください
島の女性を
守ってください

日本中の男ども
彼女を見たら
見て見ぬ振りは
できないはず

だから、見せる
絶対映像に織り込む
彼女の頑張りも、
背景も
潔さと愛くるしさと
そして次の世代が内包している力について

今回の沖縄の抵抗は
とてもじゃないが
蓋することはできない
世界中に広がるだろう

工事が進んだと
大手メディアが連呼すれば
県民があきらめる??
かどうか
見ていろ。
許さん。