今日いっしょに飯食ってた人がさ、
そこそこの実力があって
そこそこの眼力があって
でもプライドだけはそれらに見合わないくらい人一倍高くて
でもそのギャップを認められる程度には強くなくて
結果、「賢い自分・強い自分」という自己像を壊さないようなコミュニティにしか属さず
常に勝てる勝負しかせず
実はその勝負は相手にとって勝負のつもりではなく
何も成長せず
何も学ばず
ある日、自分が見下していた連中にすら見下されていたことに気づく
「そんなことがあって、とても落ち込んだよ」と話してて
おれとしては「いまさら気づいたんですか」とも言えず、
「いやでも人間だれでもそういうところあるんじゃないんですかね俺もあるし」
みたいにお茶を濁した答えしか返せなかった。
