新しい隣人達

輝羅が旅立って間もないのですが、いろいろあって新しい子をお迎えしました
しかし、予想外のこともあり、ちょっと自分でもどうしたもんか・・・と頭を抱えていたりもします

小さな魚達と言えども「命」ですから
軽々しいことをしてはいけないのは自覚している気ですが
今回はそのあたりに対して自重したのか、少し自信が無いです


まず、新しいベタ君の紹介です
ショーベタの中でも、特に「クラウンテール」と呼ばれる体型の子で、名前は「マオ」と付けました
2015030801.jpg
この名前には深い意味は全くなくて、「真っ青」な体色なので、途中を取って「真(マ)っ青(オ)と言うだけですw

まぁそれで
なんでこんなに早く新しい子を迎え入れたかというと
懇意にしていた熱帯魚ショップの方から、お店をしばらく休業する、って話を聞いたんです
で、ちょうど一匹だけ残っちゃった子が居る、というので、慌てていただきに行った次第で
去年の11月に仕入れた子だと言うことなので、まだまだ子供、ちみたんです
しかし、やけにツンツンしてる割に気が小さく、先端恐怖症なのか、餌をあげようとピンセットを近づけても怖じ気付き、ベタ必須の「鏡を見て特訓(ヒレを維持するため)」をやらせようとしても、後ずさりしていくという・・・
まだ胞巣も(雄が成熟すると作る縄張り)作らないので、元気に闘魚らしい姿を見せるのは、もうちょっと先かも知れません

さて、問題はこの子達です
ちょっと手ぶれしてて判りづらいですが、二種類の熱帯魚たちを引き取ってきました
2015030802.jpg
赤くて黒い筋が入ってるのが、「ラスボラ・エスペイ」
銀色の丸い体型の子が、「ネオンドワーフ・レインボー」

実は、どちらも予定外で家に来てしまいました
店主さんに、休業後のお店の中にも残せず、この先が決まってないと聞かされ
そして、無償提供という形で、つい情に流されて引き取ってきてしまったと・・・


いや、実はこの二種
特にラスボラについては、昔から飼いたかったんです
けど、ずっと我慢してました
と言うのも、彼らは熱帯魚ですから、加温が必要です
さらにマオ達のようなベタと違い、常時酸素補給が水中に必要なので、ポンプ必須です
そう言った環境を用意するとなると、それなりの電源と電気代がかかってきます

もちろん、マオの水槽も加温してます
しかし、彼の水槽にはラスボスもレインボーフィッシュも、絶対に一緒にできません
なぜならベタたちは容赦なく、同居人達を突き殺してしまうからなのです

ベタは縄張り意識が異常に強く、雄同士だと確実に殺し合いが始まります(故に、原産地のタイでは闘魚として闘鶏のような賭け事が行われている)
しかも、例え同種の雌であったとしても、気にくわないと容赦なくぶち殺します
実例を挙げると
熱帯魚についての先輩が、うっかりベタの水槽にアカヒレを入れたところ、凄まじい勢いでとんでもないことになった、とため息をついていた、と言う事実でお察しください

さらには、マオ達ベタは、水流を嫌います
元々は沼地や、腐葉土が溜った水たまりのような、そう言う環境で生きている熱帯魚なので、実は泳ぐのが下手なのです
水の流れに巻かれると、逆にストレスになって早く死んでしまうこともあります
そうすると、ポンプ必須のお魚との同居は、これまた無理

するとラスボラ達を飼おうと思うと、加温が必要な水槽が別に必要になります
それは、先に挙げたように、維持費等の問題から、ずーっと我慢してきました
けど今回・・・ついつい、その禁を破ってしまいました
何も用意してなかったので、今までくろくろやメタル(トラディショナルベタ)が居たけど、その後開いていた水槽を急いで仕立てて、底砂も水草も無いんで、ベアタンクでなんとかしてますが
まぁ、いくら何でもベアタンクで飼い続けるのも可哀想だし、無理矢理突っ込んだ水作エイトは明らかに邪魔っぽそうなので、近々環境改善はして上げようと思うのですけどね

なんでこんなことになっちゃったかなぁ・・・
友人某曰く
「あるすさんなら、その子達を大事にしてくれる、って店主さんが信じて預けてくれたんだよ」
と言う意見もあるんですが

そもそも、熱帯魚ショップを閉める理由が、それに近しい物があるので、確かにそうかもとは思ってます
店主さんと色々話していたのですが、最近はネットの発達故に、実店舗に来る人が少ない、と言うだけで無く
ネットから熱帯魚飼育に足を踏み入れ、そこから失敗や挫折を経験した上で、それでも魚を愛したいと真剣に考える人だけが、実店舗に足を運んでくるんだそうです
そう言う人を待ち続けるのが、疲れてしまった
、と仰ってました

こういう環境には、理由はいくつかあると仰ってました
一つにはやはり維持費
そして東日本大震災が大きな理由になっているそうです

これは別の店舗の方からも伺いましたが、東日本大震災以来、熱帯魚飼育を諦める方が続出したそうです
言うまでも無く、計画停電等の関係で、彼らを無事に養えなくなったからです
そのせいか、多くのネットショップも、拠点が西日本方面にあるところが多いんですよね

実は私が最初にベタ、そしてメダカの飼育に走ったのも、その理由があります
ベタは加温だけ何とかすれば大丈夫だし
メダカは元々日本の魚ですから、凍り付くような寒さでなければ死なないし、急な水の流れも嫌いなので、極端なポンプも要らないんです
なので、うっかり何かあっても、死なせる確率は低い・・・と言うことです

なのに今回、ラスボラ君とレインボーフィッシュ君達を引き取ってしまって・・・
取り返しの付かないことをしないようにしないと、せっかく預けて下さった店主さんにも、もちろんお魚君達にも失礼なことになってしまうなと、ちょっとプレッシャー

しかもこの環境を作ってしまったと言うことは、最も我慢していた熱帯魚・・・
南米の小さなナマズ、コリドラス君(通称こりこり)を飼える環境が、整ってしまったという事じゃ無いか!(おい
いや、すぐには飼いません。飼いませんよ、ええ・・・

なんせ気づいたら、水槽が5本になってしまったので
完璧にやっちまった・・・orz

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テーマ : 熱帯魚 - ジャンル : ペット

2015/03/08 20:04 | 熱帯魚日記COMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

熱帯魚飼育諦める人続出問題は突き詰めるとあの問題が


つまり原発再稼働問題の影響でしょうな……そりゃあ原発反対派の主張も分かりますが原発に代わる新エネルギーはどうするのか?そして廃炉の諸問題……反対派の皆さんはこの課題を各電力会社に押し付けるしか見えないんですよね、私から見れば。


後ネットショップに関しては全てとは言えませんが詐欺とかリスクもあるので出来る限りは自分の足と眼で確かめてほしいですな……今月から来月頭辺りは年度末に入るので各種宅配業者をご利用する際には用心してください。荷物がドバッって増えるんで期日内に届けられない事が増えてきます。



・クロスアンジュ 天使と竜の輪舞


フラガ、ヒイロ「「やっぱりなぁ……」」
タクス、モモか「「はい?」」←あっさり生きていた。
キラ「あの監督だからねぇ」
アスラン「二代目“不可能を可能”にする誕生だな」



エルシャ「所でどうして白旗がブラジャーだったのかしらね……普通はハンカチなのに」
伊奈帆「スパロボの時はそれ避けるから監督がやったとおもうよ、アンジュとタスクのアレもね」
リュウセイ「それを見て動じないお前も凄い」


死亡フラグ回避アイテムはフライパンですな。



No:4990 2015/03/08 21:19 | YF-19k(kysouke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

ここ数日体調不良

なんか身体がだるくて、思うように生活できてない管理人です。

さて、電気の問題は、全く仰るとおりで・・・
そういう意味では、JAXAが無線電機送信実験に成功したという吉報も有ります。
まだまだ実現にはほど遠いかも知れませんが、「マイクロウェーブ、来る!」という言葉が一般化する日が来るかも知れません・・・
太陽の光を、人類が扱えるようになる日が

No:4991 2015/03/10 22:14 | あるす #- URL [ 編集 ]

あるすさん>


返信どうもです。無線電機送信実験が成功したからって言っても電気が送れたのに過ぎません。今の送電線並に安定供給出来るのか?規模はどうするのか?商業ベースに乗せられるのか……だからって原発再稼働に反対する人には朗報とは言えませんな。

No:4992 2015/03/10 22:26 | YF-19k(kyouske) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

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