最近、ビラの内容をブログにもアップしてほしい、とのご要望を多数いただきました。
そこで、現在配布中の36号より、その内容をブログにもアップすることにいたします。
36号「強みを生かした地方創生」
いま、地方政治の自立などと言われています。そこで、地方政治をより良くするために、地方創生関連2法が、2014年11月21日に成立しました。内容を見ると、これといった目新しいものはありません。世間で言われているように、無節操なバラまき型になる可能性があります。
もちろん、一時的には、バラまきのように見える財政出動も必要な場合もあるかもしれません。しかし、問題なのは、それに頼り切ってしまうことです。
お上まかせ、国まかせ、バラまきまかせになってしまっては、本当の地方創生はできません。地方政治の自立もできません。 やはり、それぞれの地域や地方自治体が、まずは、自分たちで、それぞれの強みを生かして発展繁栄を目指すことが大切です。
ところで、地方自治体の一つである川崎市は、市民が愛着と誇りが持てる街づくりを目指し「音楽のまち」を掲げています。 良い音楽は、人々の心をやわらげ、情操をやしなう効果があります。ですから「音楽のまち」を掲げることは素晴らしいことではあります。
また、市内には、2つの音楽大学があり、4つの市民オーケストラや150を超える市民合唱団もあります。さらには、日本有数の音響の良さを誇る、ミューザ川崎シンフォニーホールという素晴らしいクラシックコンサート会場もあります。そのため「音楽のまち」を掲げることは、川崎の強みを生かすことにもなりましょう。
私は、これだけでは、川崎を発展させるには物足りないと感じます。もうひとつ強みを生かした目標を掲げたいと思います。 それが「起業家の街」を目指すことです。起業家が1人でも誕生し、会社が立ち上がれば、雇用も増え、税収も増え、そして、川崎がより豊かになります。これこそ、川崎の強みを生かす道であると共に、発展繁栄への道でもあります。
もちろん、道のりは簡単ではありません。 でも、何もしなければ何も変わりません。
まずは、規制の撤廃と前例主義の廃止を、徹底して行なうことです。さらには、行政の、より一層の分かりやすさとスピードアップを図ることが必要です。強みを生かして発展繁栄、自立した地方政治、この川崎から目指していきたいと思います。
以上
ねぎし幸いち