映像配信をご利用のかたは、こちらをご覧下さい。
●開花 4月18日
(04/06 18:58)
弘前公園の桜の開花予想。弘前市によるとソメイヨシノの開花は1週間前の前回と同じ4月18日となり、引き続き早咲きの予想となった。
弘前市公園緑地課は6日、弘前公園のソメイヨシノについてことし3回目の開花予想を発表した。
それによると開花は前回30日の発表と同じ外堀が4月17日、園内が18日、西掘が19日となった。
これはいつもの年より5日早く、弘前市が1947年に記録を取り始めてから8番目に早い開花となりそうだ。
また満開は外堀が4月22日、園内が23日、西堀が24日と予想され、大型連休は遅咲きの桜が楽しめるという。
弘前公園では弘前塗装工業会が予定を1週間ほど早めて、ベンチの化粧直しを始めた。
園内では桜のつぼみがふくらみはじめ、桜前線が駆け足で近付いている。
●18日から準まつり
(04/06 18:56)
弘前市などは6日発表された桜の早咲き予想を受け、今月23日のさくらまつり開幕に先駆けて18日から準まつり体制に入ることを決めた。
これは弘前さくらまつりを主催する弘前市と弘前商工会議所、弘前観光コンベンション協会と弘前市物産協会が6日会議を開き決めた。
それによると今月23日に開幕するさくらまつりに先駆けて18日から準まつり体制に入り、出店や西掘のボートの営業などを始める。
またソメイヨシノが散ったあとも観光客を呼び込むため、遅咲きの桜やりんごの花を楽しんでもらう催しを行うことにしている。
弘前市では早咲きの対応に追われており、弘前観光コンベンション協会にも全国からの問い合わせが相次いでいる。
園内では準まつりが始まる18日に向けて観光客を出迎える準備を進めている。
●またもトラブル
(04/06 18:54)
今月3日、青函トンネルで特急列車から煙が出るトラブルが起きたばかりのJR北海道で今度は停電が発生し、津軽海峡線が3時間にわたって運転を見合わせた。
停電が発生したのは北海道木古内町のJR江差線。
この影響で津軽海峡線は5日午後6時前からおよそ3時間運転を見合わせ、列車4本が運休、または区間運休した。
JR北海道では今月3日の夕方、青函トンネルを走行していた特急スーパー白鳥34号の床下から火花や煙が出て、乗客124人が地上に避難した。
JR北海道は西野副社長が会見で陳謝するとともに煙が出た同じ型の緊急点検を進めているが、相次ぐトラブルに乗客の不安は募っている。
●新幹線の安全対策を
(04/06 18:52)
青函トンネルで発生したトラブルは乗客の避難など、来年春の北海道新幹線開業に向けて様々な課題が浮き彫りになった。
今月3日、青函トンネル内を通過していた特急列車の床下のモーター付近から火花や煙が出た。
このトラブルで乗客124人が地上に避難した。
2両目に乗っていた弘前市の奥ア正志さんは列車からトンネルに降りる際、乗客同士で助け合ったと話した。
列車を降りた乗客たちは薄暗く煙が漂うトンネルの中を2キロ以上歩き、旧竜飛海底駅近くの避難所からケーブルカーに乗って地上に避難した。
緊急停車してから最後の乗客が地上に避難するまでに5時間半かかったという。
来年春に開業する北海道新幹線は青函トンネルを走行する。
新幹線の定員は731人と今回避難した乗客124人の6倍。
731人全員が定員20人、往復30分のケーブルカーで地上に移動するためには単純に計算しても18時間もかかる。
また避難した乗客にJR北海道から提供されたのは水と栄養食品だけで、食料や毛布などは地元の消防が用意したものだった。
JR北海道の西野副社長は避難誘導など「開業までに万全の準備を進めていく」と述べている。
鉄道に詳しい専門家は青函トンネルのトラブルを教訓に安全対策を根本的に見直す必要があると指摘した。
青函トンネルで起きたトラブルは来年春の北海道新幹線開業に向けて大きな課題を残した。
トラブルが度重なるJR北海道は真摯に安全対策に取り組むことが求められている。
●りんご苗木販売
(04/06 11:54)
弘前市でりんごの苗木の販売が始まり、農家の人たちが買い求めている。
苗木の販売を行っているのは県りんご協会。
協会では主力品種の「ふじ」や「トキ」、「シナノゴールド」など60種類1万3000本の苗木を用意し、1本1200円から2000円で販売している。
ことしはネズミの被害が多くみられるということで、農家の人たちは被害にあった木を植え替えるため新しい苗木をまとめて買っていた。
県りんご協会の苗木の販売は今月下旬まで行われる。
Copyright (C) 2014 RAB Aomori Broadcasting Corporation