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フロン排出抑制法 きょう施行4月1日 5時01分
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地球温暖化対策に向けて、温室効果が極めて高い「代替フロン」の排出を減らすため、代替フロンを使った業務用のエアコンやショーケースの点検などを事業者に義務づける「フロン排出抑制法」が1日に施行されます。
「代替フロン」は、オゾン層を破壊するフロンに代わり、業務用のエアコンやショーケースの冷媒として広く普及していますが、現在、主に使われているものは、温室効果が最大で二酸化炭素のおよそ4500倍と極めて高く、機器を廃棄する際に回収して処理することが義務づけられています。
しかし、機器の老朽化などに伴い、使っているうちに代替フロンが漏れ出すケースがあり、環境省は、新たな対策を取らなければ2020年の排出量が2010年に比べて2.3倍に増えると試算しています。
1日に施行される「フロン排出抑制法」では、事業者に対し、業務用のエアコンやショーケースの点検や修理のほか、代替フロンが漏れて一定量以上を補充した場合に国に報告することが義務づけられています。
また、エアコンなどのメーカーに対し、代替フロンの使用を抑え目標とする年度までに温室効果の低い冷媒などに切り替えることを求めています。
対象となる事業者は、およそ300万に上るということで、環境省などは、代替フロンの製造から使用、回収まで一貫して規制を強化し、排出量を削減していきたいとしています。
しかし、機器の老朽化などに伴い、使っているうちに代替フロンが漏れ出すケースがあり、環境省は、新たな対策を取らなければ2020年の排出量が2010年に比べて2.3倍に増えると試算しています。
1日に施行される「フロン排出抑制法」では、事業者に対し、業務用のエアコンやショーケースの点検や修理のほか、代替フロンが漏れて一定量以上を補充した場合に国に報告することが義務づけられています。
また、エアコンなどのメーカーに対し、代替フロンの使用を抑え目標とする年度までに温室効果の低い冷媒などに切り替えることを求めています。
対象となる事業者は、およそ300万に上るということで、環境省などは、代替フロンの製造から使用、回収まで一貫して規制を強化し、排出量を削減していきたいとしています。