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温室効果ガス削減目標提出は30か国余4月1日 5時38分
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地球温暖化対策の新たな枠組みの合意に向けて、各国が早ければ先月末までに提出するとしていた温室効果ガスの削減目標について、これまでに国連に提出したのはアメリカなど先進国を中心に30か国余りにとどまりました。今回提出を見送った日本や世界最大の排出国の中国などが、いつ削減目標を出すのかが今後の焦点となります。
地球温暖化対策を巡っては、先進国にだけ温室効果ガスの削減を義務づけた「京都議定書」に代わり、すべての国が参加する2020年以降の新たな枠組みについて、年末に開かれる国連の会議COP21での合意を目指しています。
これに先立ち、発展途上国も含め各国は、早ければ先月末までに温室効果ガスの削減目標を提出するとしていましたが、これまでに国連に提出したのは、アメリカやEU=ヨーロッパ連合、スイスなど先進国を中心に33か国にとどまっています。
中国やインドなど排出量が急速に伸びている新興国のほとんどが今回提出しなかったほか、日本は、将来の排出量に大きく関係する原子力や再生可能エネルギーをどのような比率にするかが決まっていないことから提出を見送っています。
このうち中国政府は6月末までに目標を提出する方針を示していて、新たな枠組みの合意に向けて鍵を握る削減目標を日本や中国などがいつ出すのかが今後の焦点となります。
これに先立ち、発展途上国も含め各国は、早ければ先月末までに温室効果ガスの削減目標を提出するとしていましたが、これまでに国連に提出したのは、アメリカやEU=ヨーロッパ連合、スイスなど先進国を中心に33か国にとどまっています。
中国やインドなど排出量が急速に伸びている新興国のほとんどが今回提出しなかったほか、日本は、将来の排出量に大きく関係する原子力や再生可能エネルギーをどのような比率にするかが決まっていないことから提出を見送っています。
このうち中国政府は6月末までに目標を提出する方針を示していて、新たな枠組みの合意に向けて鍵を握る削減目標を日本や中国などがいつ出すのかが今後の焦点となります。