ニュース詳細
イラン核開発問題 交渉再開し大詰め協議へ4月1日 11時58分
イランの核開発問題の解決を目指すイランと欧米などは、最終合意に向けた枠組みをまとめるため先月31日までとしていた期限を事実上、延長し、日本時間の1日昼すぎから交渉を再開して大詰めの協議を行うことにしています。
国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6か国とイランは、核開発問題の解決に向けた最終合意の枠組みをまとめることを目指して、スイスのローザンヌで交渉を続けてきました。
交渉では、核開発を制限する期間や、イランに対する制裁の解除の方法などを巡って隔たりが残っているものとみられ、先月31日の期限までに結論を出すことはできませんでした。
このため期限を事実上、延長し、1日早朝、日本時間の1日昼すぎから交渉を再開することにしています。
イランのザリーフ外相は、1日未明、記者団に対し、「かなりの進展があった。大半の問題について解決策が明確になった。1日には交渉がまとまることを期待している」と述べました。一方、アメリカ政府の高官が、
「すべての問題が解決したわけではない」と述べるなど、交渉がまとまるかどうかは楽観できないという見方も出ています。双方とも簡単に妥協はしない姿勢は崩しておらず、ことし6月末の最終合意に向けて道筋をつけることができるのかぎりぎりの交渉が続くことになります。
交渉では、核開発を制限する期間や、イランに対する制裁の解除の方法などを巡って隔たりが残っているものとみられ、先月31日の期限までに結論を出すことはできませんでした。
このため期限を事実上、延長し、1日早朝、日本時間の1日昼すぎから交渉を再開することにしています。
イランのザリーフ外相は、1日未明、記者団に対し、「かなりの進展があった。大半の問題について解決策が明確になった。1日には交渉がまとまることを期待している」と述べました。一方、アメリカ政府の高官が、
「すべての問題が解決したわけではない」と述べるなど、交渉がまとまるかどうかは楽観できないという見方も出ています。双方とも簡単に妥協はしない姿勢は崩しておらず、ことし6月末の最終合意に向けて道筋をつけることができるのかぎりぎりの交渉が続くことになります。