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3機関 がん診療連携拠点病院の指定先送り3月31日 20時23分
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高度ながん医療を提供する医療機関として診療報酬が加算される「がん診療連携拠点病院」の指定を巡り、厚生労働省は、患者が死亡する医療事故などが起きた東京女子医科大学病院、群馬大学医学部附属病院、千葉県がんセンターの3つの医療機関について、「医療安全が確保できていないおそれがある」として、改善策が示されるまで指定するかどうかの判断を先送りすることを決めました。
厚生労働省は、高度ながん医療を提供するとして一定の診療報酬が加算される「がん診療連携拠点病院」に、来月から全国で合わせて401の医療機関を指定します。
しかし、東京・新宿区にある東京女子医科大学病院、前橋市にある群馬大学医学部附属病院、千葉市にある千葉県がんセンターについては、患者が死亡する医療事故などが起きたことから、「医療安全が確保できていないおそれがある」として、指定するかどうかの判断を先送りしました。
3つの医療機関については、厚生労働省の分科会が、高度な医療を提供する「特定機能病院」としての承認の取り消しが必要かどうか検討しているほか、千葉県の第三者委員会も調査を行っていて、厚生労働省は「医療機関から改善策が示されて医療安全が確保されていると確認できた時点で、指定について個別に検討したい」としています。
しかし、東京・新宿区にある東京女子医科大学病院、前橋市にある群馬大学医学部附属病院、千葉市にある千葉県がんセンターについては、患者が死亡する医療事故などが起きたことから、「医療安全が確保できていないおそれがある」として、指定するかどうかの判断を先送りしました。
3つの医療機関については、厚生労働省の分科会が、高度な医療を提供する「特定機能病院」としての承認の取り消しが必要かどうか検討しているほか、千葉県の第三者委員会も調査を行っていて、厚生労働省は「医療機関から改善策が示されて医療安全が確保されていると確認できた時点で、指定について個別に検討したい」としています。