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マグロ大量死 試験的にほかの魚を水槽に3月31日 11時58分
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東京の葛西臨海水族園で飼育されているクロマグロなどが大量に死んだ問題で、水族園では試験的にほかの魚を水槽に入れて31日から展示を始め、今後段階的にマグロと種類の近い魚を入れ、異常がなければことし6月をめどに新たなマグロの飼育を再開するか判断することにしています。
東京・江戸川区の都立葛西臨海水族園では、ドーナツ型の水槽でクロマグロやハガツオなどの回遊魚が多いときで190匹飼育されていましたが、去年12月以降次々に死に、今月24日にはマグロ1匹が残るだけとなりました。
都は専門家に依頼して調査を進めていますが、原因の特定に時間がかかっていることから試験的にほかの魚を入れて観察を続け、新たなマグロの飼育を再開できるか判断することになりました。
水族園ではまず全長およそ70センチのアカシュモクザメ2匹をマグロの水槽に入れ、31日から展示を始めました。
大量死の原因についてウイルスの可能性が否定できないことから、マグロとは種類が異なり、これまでに共通の感染症が見つかっていないアカシュモクザメを選んだということです。
水槽には、マグロにサメが近づかないよう、それぞれのエリアの間に大量の気泡を出す装置が設置され、マグロがストレスを感じないように配慮しています。
水族園では今後段階的にマグロと種類の近い魚を入れ、異常がなければことし6月をめどに新たなマグロ数10匹を入れたいとしています。水族園を訪れた家族連れの女性は「無理をせずゆっくりと段階を踏んで、マグロなどの展示を復活させてほしい」と話していました。
都は専門家に依頼して調査を進めていますが、原因の特定に時間がかかっていることから試験的にほかの魚を入れて観察を続け、新たなマグロの飼育を再開できるか判断することになりました。
水族園ではまず全長およそ70センチのアカシュモクザメ2匹をマグロの水槽に入れ、31日から展示を始めました。
大量死の原因についてウイルスの可能性が否定できないことから、マグロとは種類が異なり、これまでに共通の感染症が見つかっていないアカシュモクザメを選んだということです。
水槽には、マグロにサメが近づかないよう、それぞれのエリアの間に大量の気泡を出す装置が設置され、マグロがストレスを感じないように配慮しています。
水族園では今後段階的にマグロと種類の近い魚を入れ、異常がなければことし6月をめどに新たなマグロ数10匹を入れたいとしています。水族園を訪れた家族連れの女性は「無理をせずゆっくりと段階を踏んで、マグロなどの展示を復活させてほしい」と話していました。