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改正特別弔慰金支給法が成立
3月31日 23時02分

戦後70年を迎えるにあたって、先の大戦で殉職した軍人などの遺族を対象に、10年ごとに支給してきた特別弔慰金について、支給額を増額したうえで継続するための改正特別弔慰金支給法が、31日の参議院本会議で全会一致で可決され、成立しました。
改正特別弔慰金支給法は、先の大戦で殉職した軍人や、軍属=旧日本軍に戦地で雇用されていた人の遺族に対し、弔慰の意を表すため支給してきた特別弔慰金について、ことし戦後70年を迎えるにあたって、支給額を増額したうえで継続するものです。
支給の対象となるのは、殉職した軍人や軍属の遺族のうち、子どもやきょうだいなど、現在、恩給や遺族年金を受け取っていないおよそ123万人で、支給額をこれまでの年4万円から5万円に引き上げたうえで、今後10年分の合わせて50万円を2回に分けて支給するとしています。
改正特別弔慰金支給法は31日の参議院本会議で全会一致で可決され、成立しました。
政府は、ことし10月から対象者に国債の形で特別弔慰金の支給を始めることにしています。

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