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農相「公平公正は当然のこと」と反論3月31日 13時29分
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、翁長知事が出した指示の効力を一時的に停止する措置を農林水産省が決めたことについて、知事が「審査が公平公正に行われたか理解できず、残念だ」と述べたのに対し、林農林水産大臣は31日、「公平公正は当然のことだ」と反論しました。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、名護市辺野古沖での作業を1週間以内に中止するよう求めた翁長知事の指示の効力を一時的に停止する措置を30日、農林水産省が決めたことについて、知事は記者団に対し、「審査が公平公正に行われたか理解できず、残念だ」と述べました。
この発言について、林農林水産大臣は31日の閣議のあとの記者会見で、「法律の規定に基づき、沖縄防衛局と沖縄県から提出された書面を慎重に審査して、停止の決定をしたものだ。その前提が、公平公正であることは当然のことだ」と反論しました。
また、林大臣は沖縄防衛局が翁長知事の指示そのものの取り消しを求めている審査請求について、「法律上は裁決の期限が定められてないので、請求の内容などを十分に検討して法令の規定に基づき適切に対応したい」と述べて、沖縄防衛局と沖縄県、双方の意見を聞きながら慎重に判断する考えを示しました。
この発言について、林農林水産大臣は31日の閣議のあとの記者会見で、「法律の規定に基づき、沖縄防衛局と沖縄県から提出された書面を慎重に審査して、停止の決定をしたものだ。その前提が、公平公正であることは当然のことだ」と反論しました。
また、林大臣は沖縄防衛局が翁長知事の指示そのものの取り消しを求めている審査請求について、「法律上は裁決の期限が定められてないので、請求の内容などを十分に検討して法令の規定に基づき適切に対応したい」と述べて、沖縄防衛局と沖縄県、双方の意見を聞きながら慎重に判断する考えを示しました。