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防衛相 ボーリング延長 夏にも埋め立て
3月31日 13時09分

防衛相 ボーリング延長 夏にも埋め立て
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中谷防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先としている名護市辺野古沖のボーリング調査について、31日までの期限を6月末まで延長したうえで、夏にも埋め立て工事を開始したいという考えを示しました。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡っては、名護市辺野古沖での作業を中止するよう求めた沖縄県の翁長知事の指示について、農林水産省が沖縄防衛局の申し立てを受けて、30日、効力を一時的に停止する措置を決める一方、翁長知事は、移設阻止に向けた対抗措置を検討するなど、政府と沖縄県の対立が続いています。
これについて、中谷防衛大臣は31日の閣議のあとの記者会見で、「当初の目的である、普天間基地の危険性の除去や沖縄の基地負担の軽減に向けて、国として全力で取り組んでいく」と述べ、作業を続ける考えを強調しました。そのうえで、中谷大臣は、31日までを期限としていた海底でのボーリング調査について、「3か所に着手し、残り9か所はまだこれからだが、期限が切れるので延長する必要がある。6月までに調査を終えて、可能であれば夏にも埋め立て工事に着手したい」と述べました。
調査期限の延長は、去年11月に続いて2回目で、防衛省は、去年の台風の接近などで作業の遅れが拡大したためとしています。

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