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三井住友信託銀 シティカードジャパン買収
3月31日 22時26分

大手銀行の「三井住友信託銀行」は、個人顧客の拡大を図るため、アメリカの金融大手「シティグループ」からクレジットカード部門を買収することで合意しました。
発表によりますと、三井住友信託銀行は31日、アメリカの「シティグループ」から、「ダイナースクラブ」などのブランドを運営しているクレジットカード部門「シティカードジャパン」を買収することで合意したということです。
買収金額は明らかにしていませんが、関係者によりますと、およそ400億円に上るということで、年内にもすべての株式を取得する予定だとしています。
「シティカードジャパン」は日本国内におよそ74万人の会員がいて、三井住友信託銀行は、買収後も比較的収入の高い会員が多いとされる「ダイナースクラブ」のブランドを維持してクレジットカード事業の強化を図るほか、資産運用などで個人顧客の拡大につなげたいとしています。
「シティグループ」は世界的な事業の見直しの一環として、去年12月に「シティバンク銀行」の個人部門を三井住友銀行に売却することで合意していて、カード部門の売却が完了すれば、日本での個人向けの事業からは撤退することになります。

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