インド国防相 海自最大の護衛艦を見学

3月31日 23時15分

日本を訪問しているインドのパリカル国防相が、海上自衛隊の基地を訪れ、先週就役した自衛隊最大の護衛艦を視察しました。

インドのパリカル国防相は、３０日、安倍総理大臣や中谷防衛大臣と会談したのに続き、３１日午後、インド軍の幹部とともに神奈川県の海上自衛隊横須賀基地を訪れました。
パリカル国防相は、先週就役した空母のような広い甲板を持つ自衛隊最大の護衛艦「いずも」に乗艦し、海上自衛隊の幹部の出迎えを受けました。
そして、ヘリコプター５機が同時に発着艦できる空母のような広い甲板で、搭載している装備について説明を受けたり、船の操だなどを行う艦橋を視察したりしました。
海上自衛隊とインド海軍は、互いの艦艇を派遣してインドや日本周辺の海域で共同訓練を行うなど、関係の強化を図っています。
また、両政府の間では、現在、海上自衛隊が運用している日本製の救難飛行艇「ＵＳー２」の輸出に向けた協議が行われるなど、防衛装備品の分野での協力も進められています。