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台湾 独自設計・建造の艦艇2隻を配備3月31日 22時27分
台湾は、独自に設計、建造した2隻の艦艇を新たに海軍に配備して内外のメディアに公開し、軍事力を増強する中国を警戒する姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。
新たに配備されたのは、艦艇「沱江(だこう)」と補給艦「磐石(ばんせき)」で、いずれも台湾が独自に設計、建造しました。
台湾南部の海軍基地では31日、配備に合わせて式典が行われ、2隻が内外のメディアに公開されました。
「沱江」は16発の対艦ミサイルを搭載できるほか、レーダーに探知されにくいステルス性能を持ち、台湾のメディアは、主に台湾海峡での有事の際に空母など大型の艦艇との戦闘を想定し配備されたものだと伝えています。
また、「磐石」は、全長がおよそ200メートルと台湾最大の軍艦で、遠洋での補給活動などにあたるということです。
式典に出席した馬英九総統は、2隻の艦艇について、「台湾の安定と安全を守る軍の固い決心を示したものだ」と述べて、重要性を強調しました。
馬政権は、中国との間で経済面を中心に関係の強化を進めていますが、中国が軍事力を増強するなか、新たな艦艇を配備し軍備の近代化を進めることで、中国を警戒する姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。
台湾南部の海軍基地では31日、配備に合わせて式典が行われ、2隻が内外のメディアに公開されました。
「沱江」は16発の対艦ミサイルを搭載できるほか、レーダーに探知されにくいステルス性能を持ち、台湾のメディアは、主に台湾海峡での有事の際に空母など大型の艦艇との戦闘を想定し配備されたものだと伝えています。
また、「磐石」は、全長がおよそ200メートルと台湾最大の軍艦で、遠洋での補給活動などにあたるということです。
式典に出席した馬英九総統は、2隻の艦艇について、「台湾の安定と安全を守る軍の固い決心を示したものだ」と述べて、重要性を強調しました。
馬政権は、中国との間で経済面を中心に関係の強化を進めていますが、中国が軍事力を増強するなか、新たな艦艇を配備し軍備の近代化を進めることで、中国を警戒する姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。