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豪 G20首脳らの個人情報を誤送信3月31日 10時38分
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オーストラリアの入管当局が、去年11月にオーストラリアで開かれたG20サミットに出席した各国首脳らの個人情報を、誤って第三者にメールで送信していたことが分かりました。
イギリスの有力紙「ガーディアン」の電子版が30日、伝えたところによりますと、誤って送信されたのは、安倍総理大臣やアメリカのオバマ大統領、それにロシアのプーチン大統領やイギリスのキャメロン首相など、去年11月にオーストラリアで開かれたG20サミットに出席した各国首脳ら31人の個人情報です。
この中には首脳らの生年月日やパスポート番号などが含まれ、去年11月、会議の準備に当たっていたオーストラリアの入管当局の職員がサッカーアジアカップの大会関係者宛てに送ったメールに記載されていたということです。
今回の誤送信は職員がメールの送信先を十分に確認しなかったことが原因で起きたもので、メールを受け取った関係者がすぐに削除したため、情報が悪用されるといった被害はなかったということです。
今回の誤送信を受けてオーストラリア移民・国境警備省は31日、「今後こうした違反がないよう、メールに関する決まりを見直し対策を強化した」とする声明を発表しました。
この中には首脳らの生年月日やパスポート番号などが含まれ、去年11月、会議の準備に当たっていたオーストラリアの入管当局の職員がサッカーアジアカップの大会関係者宛てに送ったメールに記載されていたということです。
今回の誤送信は職員がメールの送信先を十分に確認しなかったことが原因で起きたもので、メールを受け取った関係者がすぐに削除したため、情報が悪用されるといった被害はなかったということです。
今回の誤送信を受けてオーストラリア移民・国境警備省は31日、「今後こうした違反がないよう、メールに関する決まりを見直し対策を強化した」とする声明を発表しました。