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ウズベキスタン カリモフ大統領が当選3月31日 6時02分
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中央アジアのウズベキスタンで大統領選挙が行われ、現職のカリモフ大統領が圧倒的に多くの票を集めて当選し、ソビエト崩壊前から25年以上続く独裁的な体制を維持することになりました。
ウズベキスタンの中央選挙管理委員会は30日、前日に行われた大統領選挙の開票結果を発表しました。
それによりますと、現職のカリモフ大統領が90%余りの票を集め、1991年の初当選以来4回目の当選を果たしたということです。
ウズベキスタンの憲法では大統領の3選が禁止されていますが、カリモフ大統領側はこれまで選挙前に憲法を改正することで、「3選には当たらない」と主張してきました。
選挙監視団を派遣したOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構によりますと、今回の選挙結果についてもウズベキスタンの中央選挙管理委員会は、「次の大統領の任期がこれまでの7年から5年に変わったので、連続にはならない」と述べ、憲法違反には当たらないとの見解を示したということです。
カリモフ氏はソビエト時代の1989年に指導者に就任して以降、25年以上にわたって独裁的な体制を敷いてきましたが、最近では、過激派組織IS=イスラミックステートに参加する若者がいると指摘されるなど、体制のほころびも見え始めています。
それによりますと、現職のカリモフ大統領が90%余りの票を集め、1991年の初当選以来4回目の当選を果たしたということです。
ウズベキスタンの憲法では大統領の3選が禁止されていますが、カリモフ大統領側はこれまで選挙前に憲法を改正することで、「3選には当たらない」と主張してきました。
選挙監視団を派遣したOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構によりますと、今回の選挙結果についてもウズベキスタンの中央選挙管理委員会は、「次の大統領の任期がこれまでの7年から5年に変わったので、連続にはならない」と述べ、憲法違反には当たらないとの見解を示したということです。
カリモフ氏はソビエト時代の1989年に指導者に就任して以降、25年以上にわたって独裁的な体制を敷いてきましたが、最近では、過激派組織IS=イスラミックステートに参加する若者がいると指摘されるなど、体制のほころびも見え始めています。