韓国ワイン生産者 研修のため山梨と宮崎訪問へ
【永同聯合ニュース】韓国中西部の忠清北道永同郡でワイナリーを運営するワイン生産者らが、日本のワイン産業を学ぶため訪日する。
同郡は3日、ワイン生産者と公務員計29人が5〜10日に山梨県と宮崎県のワイン産業を見学すると明らかにした。
ブドウ畑やワイナリーを訪れ技術を学び、山梨県では植原葡萄研究所を訪問する予定。
韓国で唯一のブドウ・ワイン産業特区に指定されている同郡には、韓国全土のブドウ栽培面積の12.6%に当たる2200ヘクタールのブドウ畑と、76のワイナリーがある。
このうち、44のワイナリーは酒類製造免許を取得しさまざまな味や香りのワインを市販している。
同郡は毎年、研修のためワイン生産者らをワイン産業先進国に送っている。
同郡の担当者は「研修を通じてワイン産業のブランディングなどに取り組み、成長を続けている。海外進出を目指すワイナリーも出てきた」と話した。
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