UPDATE 1-今日の株式見通し=反落、米国経済の弱さを懸念し売り先行
(内容を追加して更新します)
[東京 6日 ロイター] -
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 19435.08 19778.60 16592.57
+122.29 2015年3月23日 2015年1月16日
シカゴ日経平均先物6月限 19345(円建て)
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反落が見込まれる。前週末に発表された3
月米雇用統計が予想を大幅に下回り、外為市場で円高が進んだことから週明けは輸出株中
心に売りが先行しそうだ。売り一巡後は、米雇用統計を受けた海外市場の反応を見極めた
いとして、もみ合う展開が予想される。日銀によるETF(上場投資信託)買いなど公的
マネーに対する期待も下支え要因になる。
日経平均の予想レンジは1万9200円─1万9500円。
米労働省が3日発表した3月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が12万6000
人増と、市場予想の24万5000人増を大幅に下回り、2013年12月以来の小幅な
増加にとどまった。米連邦準備理事会(FRB)が利上げ開始を遅らせるとの見方が広が
り、円相場は1ドル118円台まで上昇している。週明けの東京市場では主要銘柄に利益
確定売りが先行すると予想される。
市場では「FRBは今後ある程度の期間をかけて経済データを見極める必要がある。
米利上げは先送りになりそうだ。もっとも、金融引き締めは急がないが、QE4のような
追加緩和があるわけではない。楽観的なムードは広がりにくい」(三菱UFJモルガン・
スタンレー証券投資ストラテジストの三浦誠一氏)との声が出ている。
一方で日本株は、日銀ETF買いのほか、GPIFやゆうちょ銀など公的・準公的資
金による買いが期待されている。企業側が株主還元姿勢を強めていることもあり、一方的
に売り込まれる環境でもない。6日はイースターマンデーで欧州の主要市場が休場になる
。朝方の売り一巡後は、今後の海外市場の動向を見極めたいとして様子見姿勢が広がりそ
うだが、為替の動向次第では先物主導で上下に振れる場面も予想される。
主なスケジュールは、国内で2月景気動向指数が発表される。海外では3月米ISM
非製造業景気指数が発表される。
(河口浩一)
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