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 5日午前11時25分ごろ、札幌市中央区南5条西4丁目の路上で、落下してきた金属片が歩行中の同市東区の男性(75)の頭にあたった。男性は頭を切る軽いけが。札幌中央署は、老朽化や強風のため金属片が近くのビルからはがれ落ちたとみている。

 同署によると、金属片は縦5センチ、横30センチ、厚さ1センチで、腐食していたという。現場は札幌の繁華街ススキノの一角。

 札幌管区気象台によると、札幌市では4日から強風注意報が出ており、現場付近では事故直前の5日午前11時22分に21・5メートルの瞬間風速が観測されたという。